日本を代表するビッグレイクで、日本で随一のデカバス出現レイクとして知られる琵琶湖。
そんな琵琶湖での釣りをマンキツするための釣り方、ルアーを紹介します。
出典:琵琶湖のバス釣り完全ガイド・シーズン5
今回紹介するのは、フロッグゲーム。
ウイードの濃い時期に欠かせないウイードマット攻略で必要なのがフロッグアプローチ!
様々なタイプを場所やタイミングで使い分けることで、フロッグは強力な威力を発揮!
今回はプロガイド界屈指のフロッグ使いによる効果的なチューン&マニアックなフロッギングパターンをセキララに公開。
独自のフロッグパターンを解説してくれるのは秦拓馬さん、内山幸也さん、大村光さんという3人の有名プロガイドさんです!
解説=秦 拓馬 Takuma Hata
●琵琶湖ガイド情報●(※リハビリのため休止中)
マルハタガイドサービス ガイド受付☎090-3943-7303
出船マリーナ:BWKバスクラブ(大津市小野306)
ガイドエリア:全域
ホームページ:http://www.hatatakuma.com/
ブログ:http://ameblo.jp/hata-takuma/
使用ボート…トライトン20XS
遊漁船登録番号:滋賀第37号
釣行に役立つオススメ情報サイト=琵琶湖の水位と放水情報が見れる「琵琶湖河川事務所」
琵琶湖オススメランチどころ=博多うどん・小麦屋。マリーナから徒歩にて
パターン解説
その昔、フロッグといえばチューンなしに使えるモノは皆無だった。フックなんてニブりたい放題だったし、ウエイトも足して飛距離UPや、ムダにリアルなレッグをスカートに交換したり、そんなことは当たり前の儀式だった。
それがいつしか、チューンせずとも使えるバス専用フロッグがショップに多く並び、それが現在の当たり前になった。でも未だにフロッグほどチューンを楽しめるルアーはそうそう存在しない。
俺達。も自身が手がけたガヴァチョに様々なチューンを施し、適材適所、オリジナルとの使い分けを行なっている。で、最近もっともハマっているのがガヴァチョのレッグスカートをツインブレードに交換した「通称・ガヴァチョブレード」だ。
このチューンははガヴァチョの持つアピール力に加え、ブレードによるフラッシング効果やブレード同士がぶつかり合うことで発生する金属サウンドなどのアピールを追加するというもの。
ドッグウォークのたびにブレードが水をつかみ、回転、停止、回転と繰り返すことになり、引かれたブレードが止まった瞬間に下へと垂れ下がるまでの重心変化で、細かい振動をともなった何ともいえない生物らしさが演出できる。
もう1つチューンを紹介すると、ガヴァチョのテールスカートをフライ用マテリアルのラビットゾンカーに交換する方法。「通称・ガヴァチョゾンカー」。
これはシリコンスカートという人工物では絶対に表現できない天然素材ゆえの真の生物らしさを表現することができる。
動きの緩急によりテールをクネらせながら、ブワっと表面の毛が膨張する様は、まさしく小動物のそれに酷似。また、サイドのシリコンレッグを併用することで水への馴染み方、広がり方の違いでタイムラグを活かしたより複雑な誘いも可能。特にステイ中のバイトが多発する際、バスはじっくりと水面に浮くガヴァチョを観察してバイトするか否かを決める。もちろん、そんな時は効果絶大といえる。
あとは、単純に中空ボディを活かしたチューン。ラトルを入れてサウンド効果をプラスしたり、ウエイトを入れてロングキャスト仕様にしたり(ちなみに3.5gを入れてもガヴァチョは浮く)。お好みで釣果UPを狙ってみてほしい。
シチュエーション解説
ガヴァチョブレードの使いドコロは、カバーのキワに小型のベイトが群れているような状況がベストタイミング。
ガヴァチョのカップによるスプラッシュ&ブレードのフラッシングで、よりフィーディングを意識したアピールになる。
ウイードマットやリザーバーのインレットなどで存在するウッドチップ系のマットなどのように、バスにルアーの存在を音によってさらにアピールしたい時にも、このチューンは有効といえる。もちろん、通常のコンディションにおいても、ブレード効果によってバイトチャンスを作ることができる。
オリジナルのガヴァチョと使い分けることで、その瞬間にどちらのアピールがベストなのかを見つけることが重要になる。
ベストマッチルアーはコレ!
チューンド・ガヴァチョフロッグ【ジャッカル】
カバー対応のポッパーフロッグ・ガヴァチョフロッグ。独特なカップ形状は深くまで存在を届けるポップサウンド&前方広角に水飛沫を飛ばすスプラッシュを両立させるためのデザイン。カップは首振り時のブレーキの役目も果たしており、3本のスカートレッグ&テールの抵抗と相まって細かいピンスポットターンに貢献。多彩なアピールでしつこく水面までバスを誘いだすフロッグに仕上がっている。
オリジナル形状のフックを採用し、フックポイントが初期掛かりを最速かつ確実に、そしてベンド部でしっかりとバスをホールドする。フック表面には刺さりをよくするフッ素コートを施し、わずかな力でも深く確実に刺さる仕様。18gの自重と、それに見合うボディは様々なカスタムにも向く。
Name | Length | Weight | Type | Price |
---|---|---|---|---|
Gavacho Frog | 69mm | 18.0g | Floating | ¥1,200(本体価格) |
YouTubeのJACKALLwebチャンネルで実釣動画が配信されているので要チェック
出典:ジャッカル
秦拓馬のフロッグ使用タックル
■使用タックル
ロッド: ポイズングロリアス172H【シマノ】
リール…メタニウムMGL XG【シマノ】
ライン…PE55Lbクラス