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今江克隆のルアーニュースクラブR「2021年の大本命ルアー!最強スイムベイトワーム・ハドエラを紹介」の巻 第1034回

連載:今江克隆のルアーニュースクラブR
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4.5インチはスイミングで最強!

一方、ミドスト、ホバスト、ボトストで使うことが多い「ハドエラ4インチ」に対し、「ハドエラ4.5インチ」はまさに「ちっさなレイジースイマー」、即ちスイミングでの使用が最強である。

「ハドエラ4.5インチ」は、一見、「ハドスイ4.5インチ」と同じように見えるが、実は質量を一回りアップさせ強力な浮力を持たせてある。そのため太軸#5/0フックでも余裕で浮く浮力を持っている。

#5/0フックを刺してなお、背中を大きく出して浮くほど余裕の浮力を持つ「ハドエラ4.5インチ」。春最強の浮くミニスイムベイトである

この浮力を調整し、同時に姿勢を水平に調整するために、「ハドエラ4.5インチ」には頭、腹、尻尾にネイルシンカーのリードホールが設けられている(「ハドエラ4インチ」も同様)。

ココにネイルシンカーを好きなバランスで刺し込み、フローティングから、デッドスローシンキングまで、スイミングで狙うレンジに合わせて浮力を調整する。

「ハドエラ」にはボディ3ケ所にネイルシンカーを挿して姿勢と浮力を調整するためのリードホールが設けられている

今江的にはオフセット#5/0フックとネイルシンカーの組合せで、デッドスローシンキングにセッティングにして、スキッピングでややこしいオーバーハンング&レイダウン絡みの表層直下をガンガンに攻めきるためのミニスイムベイトとして使う。

一方、オープンウォーターの表層ギリギリを超低速で攻めたり、春のサイトフィッシング用として「掛かり重視」ならば、三原屋式の背針仕様にチューン(三原屋リグ)が最強だろう。

むき出しの背針にして掛けを重視した三原屋リグ。春のシャローフラットやサイトフィッシングに最適なセッティングだ

いずれにせよ「スポーン絡み最強」の呼び声高いハドルテールだけに、3月から6月はまさに無敵無双の強さを発揮する。

「アベンタ(クローラー)RS」のウィングだけを連想させるワッキー掛けの水面ピクピクから、ホバミド、ボトスト、そしてレイジースイミングまで、「ハドルスイマー・エラストマー4インチ&4.5インチ」は、この春の実戦力最強ルアーになることは間違いないイマカツの大本命である。

リリース予定は2月末を予定しています。

雨でも水面直下でフラッシュを伴い光りマクる「ハドエラ」は、まるで「水中で動くアベンタの羽根」のよう。より粘れるから浮いてくるバスもガマンできない…

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