今江克隆のルアーニュースクラブR「中層攻略の新兵器!ワカサギ“マジック”スプーンの全貌を紹介」の巻 第1033回
今年の春爆は速く、デカい!?
例年以上に寒さ厳しい1月。
琵琶湖ではここ数年記憶にない、1月に水温4度を記録した模様。経験的に寒さ厳しい冬ほど春の動き出しが速く、春爆もデカくなる可能性が高いので、今年の2月末は要注意なので、今のうちに春を迎える準備万端にしておきたいところです。
「ワカサギ“マジック”スプーン」の未公開部分を紹介!
と言うことで今週は、先週に続き第2回目のイマカツ2021年新作ルアーの解説と、具体的なリリース時期、価格などについても紹介します。
今回解説する新作ルアーは、早ければ2月中旬にもリリースが予定されている「ワカサギ“マジック”スプーン」の、まだ未公開の全貌解説です。
「WMスプーン(ワカサギマジックスプーンの略)」は、今江的に2020年に最も衝撃を受けた新開発ルアーであり、下半期のビッグバス捕獲数、爆発力においてMVPとも言えるルアーである。
まず基本的な使い方と、その驚異的爆発力に関しては、コチラの記事をもう一度読んでいただくと図解で良く分かると思う。
今江克隆のルアーニュースクラブR「唯一無二のド中層攻略スプーン!異次元の扉を開いたワカサギマジックスプーンを公開」の巻 第1023回
正直な所、このスプーンに辿りつくまで、自分自身スプーンの何が重要なキモになるのかがイマイチ理解できていなかった。
プラグ系、ワーム系のバスを誘惑するトリガー要素に関してはかなり深く理解しているつもりだが、あまりもシンプルな鉄の板を曲げただけのスプーンに関しては、そのキモの部分がイマイチ見えてこなかった。
だが、ルアーと言うエサではない人工物は、とにかく何尾も何尾も釣ってみて初めて、バスがルアーの何に反応しているのかが分かってくるものだと思う。
もっと的確に言えば「他の何者よりも圧倒的に釣れる瞬間」に出くわさない限り、その核心は見えてこないものだ。逆に言えば、全く釣れないルアーもなかなか存在しないが、この爆発的瞬間に出くわせないルアーは、バスの琴線に触れ切っておらず「芯を外している」とも言えるかもしれない。
そんな中でも自分にとってスプーンは最も難解なルアーの一つであり、45年のルアー歴でもおよそ「バスの爆釣経験」をできなかったルアーでもあった。
そのスプーンで初めて驚異的な爆釣を遂に経験したことで、今まで謎だったスプーンの扉が一気に開いたように思う。
今にして思うのは、「WMスプーン」を作るうえで、従来のスプーンのカタチの常識を踏襲するのではなく、自分の考えを素直にカタチにしたことが今江的スプーン革命の核心だったと思う。
「ワカサギマジックスプーン」の核心とは?? 次ページで紹介!