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冬の釣りでオススメのビッグベイトロッドとソリッドティップスピニングロッドを紹介

寄稿:守屋 明斉
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守屋 明斉(Akinari Moriya) プロフィール

岡山県の倉敷川、吉岡川、周辺野池のオカッパリに精通。また高梁川、旭川ダムでのNBCチャプターやJBトーナメントにも出場、優勝多数、かなりの好成績を残している。四六時中、どうすればバスが釣れるかを考えているというかなりのバスキチ!岡山県出身&在住、1985年生まれ

皆さん、明けましておめでとうございます!守屋 明斉です。

年末年始の大寒波によって自分のホームグラウンドである岡山県周辺のフィールドでは非常に厳しい状況が続いています。さて今回は、そんな中でも自分の武器になってくれているロッドを2本ご紹介したいと思います。

まずご紹介したいのは、この時期から特に出番の多いブラストビーツのBBC-73MH!表記としては7フィート3インチ、MHパワー。

簡単に言うと、中~重量級のロングレングスバーサタイルロッドといったところでしょうか。

MODEL NO. Length Power Lure weight Line Action Self weight Price
BBC-73MH 7.3′ Medium Heavy 3/8-1と1/2oz 10-20lb Fast 153g ¥20,000

こちら岡山では数年前からブームになっている冬~春にかけての1オンス前後のスイムベイトや6インチクラスのシャッドテールワームを使用したデッドスロー引きで活躍してくれているのがこのロッド!

実はこの竿のサブネームはフリッピング スイムベイティング ア バーサタイル ウェポン!

その名の通り、スイムベイティングにピッタリな1本で、この時期のスイムベイティングで重要な点を揃えています。

具体的に特長を挙げていくと…

優れたキャストフィール&アキュラシー

40tと30tのカーボンマテリアルをバランスよく組み合わせたブランクスで、キャスト時には高弾性ながらも適度に粘り、ルアーのウエイトをロッド全体に乗せることによって気持ちの良いキャストフィールを実現してくれています。

ビッグベイト攻めではオープンウォーターでのロングキャスト性能ももちろん必要ですが、近~中距離でのキャストアキュラシーも絶対必要となる要素。
その点、このロッドだと橋脚、岩盤、立ち木等の障害物ベタベタに着水音を殺したソっと置きにいくようなキャストもやりやすいです。

長さを活かしてのレンジコントロール、コース取り

もう1つの特長としては長竿ゆえのビッグベイトの扱いやすさが挙げられます。
7フィート3インチのロングレングスはキャスト後のラインメンディングやロッドの上げ下げによるレンジコントロールの幅が大きくこの釣りでは有利に働きます。

ロッドを立てた状態ではショートロッドに比べてラインの弛みが多く出るので「柔らかく巻く」事ができ、スイムベイトの自然な泳ぎに繋がります。

さらに、ラインの弛みが多く出るという事はバイト時に吸い込み代があるのでフックアップ率も高まります。

以上の点が、この時期のスイムベイティングでこのロッドを多用する理由です。

あと、ビッグベイト以外でももハイシーズンの羽根モノや中~重量級の巻きモノ~クラーケン等のバックスライド系ノーシンカーやフリーリグの底物系まで、かなり汎用性が高いです。

 

オススメのソリッドティップ・スピニングロッドブラストビーツBBS-64L-XLSTを紹介

続いて愛用している、スピニングロッドをご紹介!
自分の過去の記事を見てくださっている方なら見飽きたかもしれませんが、愛用しているのがブラストビーツのBBS-64L-XLSTです!

MODEL NO. Length Power Lure weight Line Action Self weight Price
BBS-64L-XLST 6.4′ Light 1/32-3/16oz 2.5-5lb Extra Fast 95g ¥19,500

スペック的には6フィート4インチ、XLのソリッドティップにLクラスのバットパワー。数年前からの自分の神ロッドであるスーパートリックスターのSTS-64L-LSTのブラストビーツ版といったところでしょうか。

正確には番手も使用感も少し違いますが、自分的にはほぼ同じような位置付けです。ちなみに自分のスピニングの釣りでは、冬はもちろん、年間使用率はオカッパリ、ボート問わず、No.1!

使用ルアーは、ストレートワームのノーシンカーワッキー、ネコリグ、JHW、スモラバ、ダウンショット、ムシィィィィン、ヤゴォォォォンの虫系、等々のライトリグ全般。

ハイシーズンのボートではブラストビーツ、スーパートリックスターの64Lソリッドティップシリーズを4本乗せているぐらい愛用しています(笑)。

それほど気に入っているこのロッドの何が良いかと言うと・・・・

優れたキャストフィール&アキュラシー!

まず挙げたいのがアキュラシーキャストが決まる確率の高さ! 障害物ベタベタやオーバーハングのあそこの枝1本に引っ掛けたいといった場合には、狙ったピンポイントに投げられるキャストアキュラシーは絶対条件。

ハリハリなロッドに比べると、しなやかなソリッドティップのおかげでウェイトが乗りやすく、キャスト時にテイクバック~リリースまでのタイミングが取りやすいんです。

自分が多用する手首だけを返すようなクイックモーションのキャストも抜群。
さらに、6ft4inのレングスは、キャスト後のラインメンディング等もしやすいです。

しなやかなソリッドティップはライトリグのロングキャスト~近距離のピンポイントキャストまで、とにかくキャストが決まる!

ちなみに、絶妙なソリッドティップの恩恵か? ハリの強いロッドに比べて、ワッキー系は千切れて飛んでいきにくいというメリットもあります。

掛けてからの強さ&キャッチ率が高い!

これはあくまでも個人的な意見ですが、過去を振り返ってみてみると「結果的に獲れている」魚が多いです。

何度も1.5~2キロ級のビッグバスをカバー際で掛けていますが、魚を怒らせにくい特性と強いバットのおかげで高確率で取り込めています。

過去に同じシチュエーションでいろいろとロッドを変えて魚を掛け比べてみた時に、圧倒的に64Lのソリッドティップシリーズは「魚が怒りにくいロッド」という結論に至りました。

その理由ははっきりとはわかりませんが、硬すぎず、ハリが強すぎず、しなやかなソリッドティップを組み合わせたこの番手の副産物なのかなと思います。

実際にトーナメントでの使用率は高く、昨年のチャプター戦ではサイトフィッシングで使用し、ウィニングロッドにもなっています。

以上、私が愛用している2本のロッドをご紹介しました。

この2本はブラストビーツシリーズとなるのですが、このシリーズは、定価が2万円前後のリーズナブルな価格なのに、スペック的にも高くかなり使えるロッドシリーズになっているので、チェックいただけるとウレシイです。

自分のフェイスブックインスタグラムでは今回紹介したロッドの実釣動画もいろいろとありますので、使用感が気になる方は是非ご覧下さい。

ジャクソン公式ブラストビーツ詳細ページはこちら

MODEL NO. Length Power Lure weight Line Action Self weight Price
BBS-511XL-AS 5.11′ Extra light 1/32-1/8oz 2-4lb 超Extra Fast 110g ¥21,000
BBS-64L 6.4′ Light 1/16-1/4oz 3-6lb Fast 102g ¥18,500
BBS-64L-XLST 6.4′ Light 1/32-3/16oz 2.5-5lb Extra Fast 95g ¥19,500
BBS-69L-ULST 6.9′ Light 1/16–1/4oz 3-6lb Extra Fast 103g ¥19,500
BBC-61L-AS 6.1′ Light 1/8-3/8oz 5-10lb Regular Fast 136g ¥21,000
BBC-62ML-LST 6.2′ Medium Light 1/8-1-2oz 6-12lb Extra Fast 114g ¥19,500
BBC-610M 6.10′ Medium 1/4-3/4oz 8-16lb Regular Fast 133g ¥19,500
BBC-68MH 6.8′ Medium Heavy 1/4-1oz 10-20lb Fast 133g ¥19,500
BBC-73MH 7.3′ Medium Heavy 3/8-1と1/2oz 10-20lb Fast 153g ¥20,000
BBC-71XH 7.1′ Extra Heavy 1/2-3oz 12-25lb PEMAX#5 Fast 157g ¥20,500
BBC-85XXH 8.5′ XXHeavy 3/4-5oz PE30-80lb Fast 203g ¥25,500

 

 

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