近年、より繊細なアプローチが必要だと言われるメバリング。
その小さなアタリやわずかな潮流の変化を捉えるべく、エステルラインを導入するアングラーもいるとか。
エステルラインの感度は欲しい、でも大型が来たときは強度に少々不安がある。
そんなときに、こんなライン。
ライム【ティクト】
ティクトから2020年に登場したアジメバ系ライトゲーム用PEライン「ライム」。
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沈む
この「ライム」の最大の特長は高比重で沈むこと。
PEラインの比重は、水の比重1.00(海水の比重が1.03〜1.04)よりも軽い約0.98と言われ、一般的には浮くという認識です。この「ライム」の比重は0.3号(4.6LB)で1.35。 つまり水の比重を上回り水中に沈むと。
ちなみに、ナイロンラインの比重は約1.14程度で、エステルラインの比重は約1.38程度。比重だけでいうと、エステルライン感覚で使えるPEラインということですね。
比重があって、伸びない。つまり、多少の風でも素早く水面に落ちる。加えて水中でラインを一直線に張りやすくなる。となると、ジグヘッドをコントロールさせやすくアタリも取りやすい、さらに水中のイメージもわかりやすいと。
また、ブレイドラインながら極めて真円になるように、オリジナル設計が施されていて、トラブルも軽減。
水馴染みも良くて、糸を張った状態を保てるので「状況把握」に長け、軽いルアーでも水中イメージをしっかりと伝えてくれます。
もちろん、フロートリグやトップウオーターなど沈まないPEラインが良い場面もあるので、状況に応じて使い分けたい所。
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また、10mごとにマーキングが施されていて、ライムのような黄緑のラインカラーにブラックのマーキングなので視認性がいいというのもメリットの1つ。
号数は「0.3号(4.6LB)」と「0.4号(5.5LB)」の2パターンがラインナップ。
商品名 | 号数(直強力) | 比重 | 糸巻量 | メーカー希望 小売価格(税別) |
---|---|---|---|---|
ライム | 0.3号(4.6LB) | 1.35 | 150m (10mピッチ ブラックマーキング) |
¥3,200 |
0.4号(5.5LB) | 1.30 | ¥3,200 |
ちなみにトミーさんはアジングで
ちなみにこの人、トミーさんはアジングの取材でこの「ライム」持ち込んでいました。激流ポイントや遠投が必要なポイントで、2gを超えるような重めのジグヘッドを使う時やフロートリグを使う時に使用しているとのこと。
はい、取材時に「これメバルでも使いたいなぁ」と思っていた次第です。
エステルラインの感度がほしい。でも、少し強度に不安がある。…沈むPEライン「ライム」を試してみては?