「寒くなるとディープ」というのは冬バスの定番パターン。
フットボールジグやメタルジグ、はたまたライトリグを落とし込んだり。
そんなディープの釣りにも、やはりあのラインが有効なようで。
シューター・デファイアー D-Braid【サンライン】
サンライン公式「シューター・デファイアー D-Braid」詳細ページはこちら
PEなのに比重が重い「D-Braid」。
一般的に真水の比重が1.00、海水の比重が1.03〜1.04(塩分濃度によって変化)と言われていて、各ラインの比重がこの数値よりも高ければ沈み、軽ければ浮きます。
通常のPEラインは、比重1.00未満のものがほとんど。だから、PEは水に浮く。一方、ナイロンラインは平均すると大体1.14程度の比重。つまり沈むと。
このラインの比重は1.10~1.24。つまり、ナイロンラインと同じように沈む。ナイロンラインを使う感覚でPEラインのメリットを活かした釣りができるというラインが「シューター・デファイアー D-Braid」。
2020年の春に登場して以降、初めて迎える冬。メタル系の釣りなんかは既にPEラインを導入されている方も多いかと思いますが、特にこのラインが活躍するのはディープでのライトリグのようで。
サンライン公式コラムの気になるインプレ
「ディープフィッシング革命!『D-Braid』導入のすゝめ」
もう読まれましたか?魚がディープに落ち始める晩秋、ターンオーバーが進行している最中に書かれた田中和希さんのコラムなんですが、これがなかなか参考になります。
これまで、ディープのライトリグではフロロカーボンがメインだった田中さん。ナイロンに比べ感度は良いとはいえ、10m以上になると操作感も悪くなると。
そこで…
大半の人がシンカーのウエイトを上げることで対応しているかと思いますがやはりシンカーを重くすれば重くするほどシンカー自体が動かす水の量も大きくなり、フロロカーボンは『伸び』が発生するためアクションの伝達能力的な面から見ても食わせ力は軽量リグに比べ著しく低下します。
個人的に2gと3gの差は非常に大きく、5gを超えると完全に釣りが変わります。
食わせの釣りに重きを置くのであれば出来るだけ軽いリグで誘える方が有利ですよね?ターンオーバー進行中であることを踏まえると最終的にはディープだろうと1.8gクラスのシンカーを基準にしたいところですがフロロ3~4lbを巻いたタックルでそれを行うのは中々の難易度。そこで使っていただきたいのが『D-Braid』というわけです。
出典:サンライン公式HP
つまり、PEラインは伸びない=感度が良いという観点で「D-Braid」を使用。実際に登場して以来、田中さんはディープでも1.8gのジグヘッドを多用しているとのこと。
リザーバーの地形にもよりますが10~20mのレンジに絡む地形変化等、魚の溜まっているスポットを魚探で探しベイトやバスらしき反応を見ながらリグをダイレクトに落とす、もしくはちょい投げで反応のあるスポットへリグを送り込みます。
この時に『D-Braid』を使っているとまずボトム着底の分かりやすさが桁違いです。
特に2g以下のライトリグを扱うとその差は顕著に出ます。
出典:サンライン公式HP
感度がいいから。もっと言うと、沈むPEラインだからディープで軽いライトリグを快適に扱える。
田中さんはライトリグ以外にもマグナムスプーンやフットボールジグ、巻きモノやメタルジグでも「D-Braid」を使用されているとのこと。いずれも感度が重要な釣り方なので、その効果は大きいんじゃないでしょうか。
さらにコラムでは、巻きグセが付きにくく、リーダーの太さを変えると幅広いルアーやリグで使えるので、コスパにも優れていると。
登場して早数ヶ月。まだまだいろんな使い方やメリットが出てくる「D-Braid」。あなたはどうやって使いますか?
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