【バスの好みはボリューム系かリアクション】水野浩聡が解説!「晩秋から初冬のオカッパリのキモ」
皆さん、こんにちは!
今年も残すところあと一ヶ月を切りました。毎年この時期になると口に出すんですが、一年あっという間ですね!
特に今年はコロナの影響もあって、ステイホームの時間があったり、それを乗り越えてからというものの、毎日遠征や撮影などのラッシュで、本当に例年以上に時間が過ぎるのが早く感じられた年でもありました。こんなご時世であっても、今できることを目一杯頑張って、今後に繋げていけれるようなそんな活動ができたらいいなと思っているところであります。
さて、来季に向けての打ち合わせが最近は多くなっていて、釣りに出かけられる日もそんなに多くはないんですが、わずかな時間でも現場に少しでも出て、その季節感を肌で感じることができています。
なんとか魚には触れているものの、ちょうど季節の変わり目のタイミングということもあって、少々苦戦気味ですが…w
晩秋から初冬のゲーム展開に
今週は知り合いの方と一緒に釣りに出かけましたが、結果的に僕に関してはこの日はノーフィッシュで終了…。
ディープが隣接するような垂直系のブレイクをスモラバで粘り強く攻めていた知り合いが一本キャッチという厳しい展開に。
そして、夕方の風が吹くタイミングでのシャローフラットの沈み物周りでは、お互い2バイトずつ得たものの、ショートバイトでノせることができずタイムアップ。
僕はフィーディングに上がってきそうな場所で、しっかりと存在感を出して魚にアピールしたかったので、3/8ozのジグにチャンクロー3.5インチをセットしたものでアプローチ。
これくらいのボリュームがあっても、差してくる個体はきっとやる気があるはずだと見込んだんですが、しっかり食い込ませることができず…。
この晩秋から初冬というのは、一年の中でもルアーにボリュームを持たせることが多く、その結果いい魚をしっかりと選んで釣ることができるので、効果としては間違いないセレクトであるかなと感じています。
今回のようにショートバイトがどうしても多いような条件であれば、「TNシリーズ」や「デラクー」といったハードルアーによるリアクション要素を持たせた釣りでも良かったのかな?と、後で振り返ると思うところではありますが、どちらにせよボリュームのあるルアーを使った釣りとリアクションの釣りは、このタイミングではかなり重要だと思いますね。
リアクションの展開では”ロッドセレクト”がキー
ちなみに、この日は日中にファーストブレイクの下の一段下がった場所も広範囲に探っていて、主にTN50やデラクー1/2ozをリフト&フォールで使用。そろそろ、こういったブレイク下にも良い魚が入ってきてもいい頃なので、今後メインになってくる釣りです。
そして、この釣りで重要となるのが、実はロッド。
僕が使っているのは、「ポイズンアドレナ2610UL/M【シマノ/ジャッカル】」いうスピニングタイプのロッドです。
ベリーからティップは繊細な操作性の高いULアクションになっていて、ベリーからバット部にかけてはMアクションという可変タイプのアクションで、軽いものもしっかり遠くに飛ばせて、細かな操作ができるし、メタル系の釣りにおいてもバイトを弾くことが少なく、フックがしっかりとバスの口にしっかり乗ってくれます。
で、このロッドの良いところはここから!
遠くで掛けてもこの状態だとしっかりとフックアップしていないこともしばしばあるんですが、フッキングの動作をした時に、ベリーからバット部のパワーでしっかりと口に貫通させることができるので、遠くにルアーがあるような状況であっても、バイトを弾かずフッキングも決まる!という理想的なアクションになってるんですね。
この冬は間違いなく僕の右腕になってくれると思うので、すでにこれに使用するリールであるヴァンキッシュ2500HGS【シマノ】には、PE0.8号をしっかり巻いて、冬のメタルゲームができる準備が整っています。
これからスピニングでメタルゲームやりたいなと思っている方には超オススメなので、お試しくださいね!
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