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【河川でもブースト!】レイドジャパンスーパーロコアングラー「カンタスタイル」植盛 幹太 ハイプレ河川攻め

寄稿:植盛 幹太
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こんにちは!レイドジャパンロコアングラーズの植盛幹太(ウエモリカンタ)です!

今回は、河川でバイブレーションプラグを使用した、“川バイブ”の釣りをご紹介したいと思います。

植盛 幹太(Uemori Kanta) プロフィール

ため池生まれの、メジャーフィールド育ち。 岡山県をメインに活動しつつ一番東だと霞ヶ浦や亀山ダム、西だと遠賀川まで様々な場所へ足を運ぶ、若手成長株。YouTubeチャンネル「Kanta Style」を展開する動画クリエイターとしての一面も。

 

川でバイブ「川バイブ」

バイブレーションプラグといえば、自分自身もともと9割近くはため池での使用、河川で使う事はほぼなかったんです。

自分が良く行っている倉敷川(岡山県)はアングラーによるプレッシャーとクリアアップ、また雨が少ない事による減水により、特に今シーズンは例年以上に岸際での反応が悪いように感じています。

そんな中、地元の友人がバイブレーションを使用して沖を狙いグッドサイズを連発させていたのもあり、試してみると…速攻でバスからの反応を得ることが!

 

バイブレーションを沖にキャストして巻いてみたところ、岸際では目視することすらなかったフナ等のベイトフィッシュに頻繁に当たったりフックに掛かったりする事が多くなり、ベイトが沖に溜まっているからバスも沖なんだな…と納得。

考えてみると、倉敷川は河川ではあるものの流れが緩やかで、岸だけではなく、沖も地形変化に富んでいたりウィードが生えていたりと、魚が沖に溜まる条件が揃っています。以前訪れたことがある五三川(愛知県)もそうですが、同じような条件を満たしている河川って全国にも多いと思います。

 

川バイブで狙うべき場所

バイブレーションプラグで狙う場所としては、これから魚が溜まる越冬エリアとなる所。

 

河川の越冬エリアといえば、具体的にはアウトサイドにある垂直護岸や消波ブロック、水深のあるワンド等が挙げられます。

バスがたまる場所や捕食するピンスポットが把握できているのであれば、喰わせの釣り(ライトリグ等)で確実に狙っていくべきですが、いまいち絞り切れない場合には広範囲をスピーディーに探れ、かつリアクションで狙っていけるルアー=バイブレーションとなるわけです。

こういった越冬エリアはプレッシャーがかなり高く、そのプレッシャーを嫌ったバスがやや沖の地形変化に移動(避難)していることも多く、狙われる事も少なくノーマークな場所になっていると感じています。

 

川でも「レベルバイブブースト」

個人的には「レベルバイブブーストシリーズ」を多用しています。

 

「レベルバイブ(オリジナル)」と比べると「ブーストシリーズ」の方がアクションがハイピッチかつナチュラルなので、ハイプレッシャー&クリア化した河川に向いています。

また、よくある鉄板(メタル系)と比べてもアクションがベイトライクで動き過ぎず、かつメタル系では不可能な透明感(透け感)が出せるのもブーストを選択する理由です。クリアUPしたフィールドではアクションやフラッシングの強さって必要ないですからね。

 

カラーセレクト

使うカラーとしては、ほぼ薄めのカラーや水馴染みの良いナチュラル系のカラーを使う事が多め。

個人的によく使うブーストのカラーは「モヒート」「パールシャッド」。

モヒート

パールシャッド

透けたカラーで言うと「ステルスチャート」や「スケベワカサギ」などになります。

ステルスチャート

スケベワカサギ

一方、14g・18gのいわゆる”オモブースト”なら「キンクロ」「チギル」。

キンクロ

チギル

 

透けたカラーでは「ハグレ稚魚」「浮遊エビ」などをローテーションしていきます。

ハグレ稚魚

浮遊エビ

 

 

ウエイト選択が結構重要

先日一番デカい魚を手にしたのはレベルバイブブーストの14g。

 

エリアによっても水深も違いますし、地域差にもよりますが、水門の開閉などによる水位変化するような河川では、水深が変わるのでその時々で使うウエイトも色々と用意しておくのが良いと思います。

自分の中での基準はレベルバイブブースト11g。

水深が浅ければ軽く、水深が深ければ重くしていきます。ボトムを叩きすぎると根がかりも多くなってくるので、ボトムが把握できる範囲内で一番軽いウエイトをチョイスするのが良いと思います。

使い方としては、基本的にはため池と同じ。

まずはただ巻きからスタートして反応が無い場合、または良い地形を見つけた場合やベイトが溜まっている場所を見つけた場合にはリフト&フォール…といった感じです。

 

タックル

自分が使用しているのは2タックル。

 

グラディエーターアンチの「GA-610MC-Joker」と「GA-610MHC-Baltoro」です。

リールのギヤ比は7:1〜8:1、そしてラインは「R-18フロロリミテッド/KUREHA」12lb〜14lbを使用。

タックルに関して言うと、ため池で使うタックルと何も変わりません。普段ため池で釣りをしている方はもちろん、河川をメインにしていてまだ試した事のない方も、新しい引き出しの一つとして必ず覚えていて損は無い釣りだと思います。是非試してみてはいかがでしょうか。

最後に川バイブの動画をアップしていますので、こちらも是非参考にしてもらえると嬉しいです。

出典:YouTubeチャンネル「Kanta Style」

 

レイドジャパン(RAID JAPAN)

2011年設立、岡山県を拠点とするタックルメーカー。 ロッド「グラディエーター」シリーズをはじめ、各種バスルアーを輩出。 代表はカリスマアングラーとして知られる金森隆志氏。 「常に釣り人であれ。」という観念のもと、岸釣りのレベルとステイタスを押し上げるべく、現場主体で日々開発・研究を重ねている。
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