気温も日を重ねるごとに低下、いよいよバスフィッシングも冬のパターンが成立する時期に突入。
冬も色々効果的なルアーがありますが、その中でも王道とも言えるのが”ジャークベイト”。
巻いても止めても誘うことができる万能ルアーです。
そんな中、O.S.Pの人気ジャークベイト、「ASURA O.S.P II 925 SP」と「ASURA O.S.P VARUNA SPEC2 110 SF」から低水温期に効きそうな新色が12月に登場。
新色の紹介も兼ねて、2種のジャークベイトに注目していきたいと思います。
ASURA O.S.P II 925 SP
「ASURA O.S.P II 925 SP」は、2001年春にリリースされた名作ジャークベイト、「ASURA O.S.P」のリニューアルモデル。
サイズ | ウエイト | タイプ | フックサイズ | カラー | 本体価格 |
92.5mm | 8.4g | Suspend | #8 | 20 | 1,700円(税抜) |
O.S.P公式「ASURA O.S.P II 925 SP」詳細ページはこちら
「ASURA O.S.P」を長年生産し続けたことによって金型が寿命を迎え、新たに金型をリニューアル。
ただリニューアルしても仕方がないという訳で、「ASURA O.S.P」の良い箇所を残しつつ、現代のタフバスを攻略できるように更に性能UPさせ、2019年「ASURA O.S.P II 925 SP」へ生まれ変わりました。
今では多く見られますが、当時ジャークベイトは2本フックがほとんど。
そんな中、9cmクラスで初の3本フックを採用したジャークベイトが「ASURA O.S.P」でした。
フロントフックはライン絡みしにくいように後方寄りで、フック同士も絡まない絶妙な位置に設置。
また、最大の特長ともいえる、細身ながらもアイの距離を短くしたローライドアイ開発によって、ウエイトボールがボディの端から端まで転動することが可能に。
それに伴い、ボディ形状は丸ではなく四角に設計されていることで容積が増え、サスペンドにする為のウエイト自重もUP。
この2つの相乗効果が飛距離に貢献! また四角いボディの側面はフラット形状、ジャーク&ポーズ時に強いフラッシングを放ち、アピール力も同時にアップ!
付け根が細くても強度を保てる後刺しリップの採用によって、タダ巻きとジャークの両立に成功。
このように、多くの工夫が施されたことで、長年親しまれるジャークベイトに完成したという訳です。
では、「ASURA O.S.P II 925 SP」になってからどんな箇所が変更されたのか?
最も大きく変更したのは”リップ”。前途したようにオリジナルは後刺しリップだったところ、「ASURA O.S.P II 925 SP」は一体成型リップを採用。
一体成型リップ
一体成型リップはどんなメリットがあるのか? 後刺しリップだと構造上、ボディ内にリップが入り込み、それを保持する周りの肉厚でどうしても、水中で前傾姿勢気味になってしまいます。
しかし、ボディとリップを一体化し、ウエイトも丸玉から低重心板状ウエイトに変更することで、水平姿勢を実現。また、タダ巻きから早巻きでも泳ぎが安定、素早い瞬間的な動きでもシッカリ対応してくれます。
ロールやヒラ打ちからの復元力もUPし、フラッシング効果も増幅。より生命感あふれるアクションを実現しました。
低重心化と駄肉ゼロを実現したNEWボディ
フックも細軸に変更
フックはショートバイト対策として、ヘビーからレギュラーワイヤーに変更。
気になるNEWカラーがこちら!
「ASURA O.S.P II 925 SP」からは、”ヌメリシャッド”、”ゴールドファイヤー”の2色がデビュー!
ベイトフィッシュに似せたリアルな見た目が特長的。比較的ナチュラルで、冬の澄んだ水質にもマッチするのでは…。
ヌメリシャッドとは逆のアピール重視。
フラッシング性に優れていて、マッディウォーターや赤っぽい色をしていることで春先にも出番が多そうなカラー。
出典:O.S.P公式「ASURA O.S.P II 925 SP」詳細ページ