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【穴場!?サーフアジング】エコギア成田昌克に聞いた「どんなサーフがいいの?」「どんな攻め方がいいの?」

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男鹿半島でデイアジング

エコギアプロスタッフの成田昌克さんとアジングに出掛けました。

うかがったのは成田さんの地元、秋田県。秋田は男鹿半島が舞台。

詳しくは近日動画でも配信予定なので、LureNews.TVをチェックしていただければ幸いです。

まだ日も出ていない未明、めちゃくちゃ星がキレイで感動したな~。

日の高い時間帯は漁港、堤防を中心に回った

さて、メインにしたのはデイアジング。日が昇り始めてから日が暮れるまでって感じでアジングをしたのですが、面白かったのがサーフアジング。

アジングといっても色々あるけれど、そうはいってもポピュラーなのは堤防(漁港)などでしょう。

ところが状況によっては、人がたくさんいてそもそも釣りをするスペースがない…なんてことも。

サーフはアジングの穴場

そんな時、ちょっとサーフに足を運べばガラガラだったり。気兼ねなく釣りができることが多いのがひとつサーフアジングの魅力だったりします。

実際、足を運んだサーフも人は非常に少なかった(ちなみに日曜日)。そもそも、まだまだ秋田ではアジングはナイトゲームが主流なんだそうでデイで楽しむ人はさほど多くないとか

成田さんがいうには、秋田にはアジを狙えるサーフが意外とたくさんあるのだとか。秋田のみならず近隣の日本海側にも多くあるそうだ。

どんなサーフがいいの?

さて、ではサーフといっても「どんなサーフがいいの?」という部分。

これについては…

「一口にサーフといっても、ひとつキーとなるのがベイトフィッシュなどアジのエサとなる存在ですね。当たり前ではありますが、そういった存在があることです」

では、そうしたアジにとってのエサが入りやすいサーフとは。

「ダラーッと開けているサーフではなく、ワンドになっていて浅場であるのがポイントになってきます。ワンドでシャロー、ベイトがたまりやすいですし、アジ目線からすればエサを追い込みやすいというのがカギですね」

そして隣接して深みがあるとよりよく、例えば夕マヅメ時などのフィーディングタイムでは沖に回遊していたアジが、「エサを狙いやすい」シャローサーフに入ってくることが多いそうだ。

そしてそういった時間帯に沖から入ってくるアジはサイズもよい個体が狙いやすいという。

実釣で立ったサーフも、キャストできる範囲では水深1mほどと非常に浅かった。で、残念ながらデカアジこそ見られなかったものの、確かにバタバタとアジが連発したのです。

ボトムをしっかり取れること。手前、手前へと早くならないこと

シャローサーフではサイズ以上に独特の引きがオモシロイ

さて、そんな1mというシャローサーフ。成田さんが使用していたジグ単リグで興味深かったのがジグヘッドのウエイト。

まぁ、アジングはリグローテは必須なのでそればかりを使っていたわけではないものの、パイロットとして、またメインで使用していたのが2g以上の重めのジグヘッドだったのです。

 

エコギア・アジチョンヘッド。通常のワームセットのほか、チョン掛けセッティングもできる優れモノ。チョン掛けではワームの可動域が広くフレキシブルになるのはもちろん、何よりワームがずれにくく、二次バイトも広いやすい。またヒラ打ちされたフックシャンクがそのままフラッシング効果をもたらす

まぁ実釣で入ったサーフでは、その時かなりの風が吹いていたのもあるのですが、最初に手にしたのはアジチョンヘッドの2.5g。水深1mですよ!

ロッドにはノリーズオーシャン「エコギアスペック・活アジ」を使用。67と69があるが、飛ばし過ぎない誘いとなることが多いサーフではしなやかさのある69が使いやすい。より瞬間的にフッキングを入れていきたい状況となったら、フッキング時のタイムラグが少ない67も選択肢

「通常のアジングだと、この水深では重すぎる感じがしますよね(笑)。ただ、水深が浅いため、逆にいえば軽いウエイトだとちょっとしたアクションで浮き上がりすぎてしまいます。飛距離を出せることと、狭いレンジの中でしっかりボトムに着いてから誘えること、そして手前手前と早くきすぎないこと。これがシャローサーフでは大切になります」

あらゆる状況に高次元に対応するアジ職人アジマストは成田さんお気に入りワームのひとつ。サーフでは2インチからはじめた。その後強風となり、抵抗を小さくするために1.6インチも用いたが、基本的には2インチからスタート。活性が高ければむしろ2.4インチでアピールを強めるのも手だという

入ってくるアジを広く探るための飛距離、そしてワンキャストで早く手前へ手前へと誘わず、できる限り細かく探る。

ダートアクションを入れるにしても、手前へ手前へではなく、その場でスッスッと細かくダートさせる、あるいは縦方向に動くことが重要。

そうすることでキャスト点からどこにアジがより濃くいるのかを把握できるのです。

また、こうしたシャローサーフではボトムのズル引きが効果的なことも多く、そうした場合にもしっかりボトムに着くウエイトが大事になるといいます。

エコギア・シラスヘッドファイン。ボトムで倒れにくくズル引きに向く。またボトムに置いた時にフックが上を向くのでフッキングもよい

ちなみに、明らかにボトムべったりのズル引きの方が反応がよいと感じたら、ジグヘッドをシラスヘッドファインにするのも一手。

シラスヘッドファインはボトムでしっかり立ち、かつフックが高い位置になることから上からバイトにきたアジをフッキングさせやすい!

 

絞りやすくて意外とイージー

こうしたシャローサーフは、竿抜け場になっているだけでなく、実はビギナーにもエントリーしやすいという。

サーフのシャローでジグ単アジング!エコギア・成田昌克がサラッと解説

「レンジが浅いので、アジがいる場所を絞りやすいです。たとえ絞れなくても、そもそもレンジが浅いのでちょっとしたアクションを加えるだけである程度の範囲を誘えてしまう。レンジを刻みながらアプローチを変えて…という部分がスゴく少なくなりますので、条件とタイミングさえ合えば意外とイージーに釣りやすいですよ」

そう話してくれた成田さん。そしてもうひとつの楽しみが。

「シャローなので、アジが逃げる深みがありません。ですのでアジが横走りするような感じでやりとりを楽しめるのも魅力です。そんなにサイズが大きくなくても、結構エキサイティングですよ」

シャープな釣り味もアジングの魅力。そのアジの引きがいつもと違った感じになるのもシャローサーフの醍醐味。

皆さんの周りでも実はサーフアジングにイイ所があるかもしれませんよ!

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