巻いても止めても使える万能プラグ、”シャッド”。
これから水温が下がる季節に出番が多くなってくるプラグの代表格。
今回はあの山木一人プロ監修で話題となり、2021年には新色の登場も控える「バンタム パブロシャッド」をご紹介。
「バンタム パブロシャッド」とは?
「バンタム パブロシャッド」は現在、「59SP」、「59SP MR」、「52SP」の3タイプがラインナップ。高速巻き、ダートアクション、ボトムコンタクトなど多彩なアクションを1つでこなすことができる”釣れるシャッドプラグ”として定評のあるルアー。
シマノ公式「バンタム パブロシャッド( 59SP/59SP MR/52SP)」詳細ページ
多彩なアクションを演出できる理由は、ジャークアシストバランサーが採用されているから。
ジャークアシストバランサーによってリトリーブ時は低重心で泳ぎが安定。トゥイッチやジャークを加えることで、重心が高くなり、意図的にボディが横倒れしてダートアクションをアシスト。
これまで難しかった複合アクションをアングラーの思いのままコントロールすることが可能に。
「バンタム パブロシャッド」の代名詞とも言える3タイプのアクション
泳ぎを崩さないスイムバランス、リップとボディが絶妙なサイズと形状に設計されているため、巻き抵抗の少ない安定したタイトウォブルを実現。
高速巻きでもシッカリ耐えられるように、メインウエイトはマグネット固定重心移動を採用。巻きの安定性と十分な飛距離も実現。
高速巻きで必要な直進性とは反対の、イレギュラーでキレのあるダートアクションを実現。
障害物にコンタクトした際でも飛び出さない、舐めるようなアクションを実現。
これにより、より水中の変化を感じる事ができ、スローな展開で求められるピンポイントの釣りでもコンタクトさせる・止める・トゥイッチで誘う・止めるといった点での誘いを可能に。
サイズを使い分けてより釣果UP
3サイズある「バンタム パブロシャッド」はフィールドごとのベイトサイズにマッチさせたり、プレッシャーの高いフィールドではシルエットの小さいタイプを使ったりはもちろん可能。さらに”水深”と”アクション”という要素を盛り込んだ使い分けも可能なラインナップとなっています。
まず、1つは狙う水深によっての使い分け。
最大潜行深度が3モデル共に異なっていて、「 59SP」が約1.7m、「59SPMR」は約2.7m。
一方、「52SP」は1.2mと、水深を細かく調整し狙いの魚にアジャストすることができます。
他にアクションでも使い分けが可能。
「 59SP」と「59SPMR」は癖が少ないアクションを演出。タダ巻きではアクションがロッドに明確に伝わりつつ、シャッドプラグらしいタイトでハイピッチなアクションを演出。
一方、「52SP」に関してはサイズがコンパクトなだけでなく、アクションも「 59SP」に比べ、さらにタイトで細かなピッチが特長。
バンタム パブロシャッド52SPの水中動画
これらのアクションの使い分けて、クリアウォーターや、魚へのプレッシャーが高いフィールドコンディションではよりナチュラルな「52SP」。また、マディウォーターなどではベイトサイズに関係なく魚に早く気付いてもらうことに重きを置いて「 59SP」と「59SPMR」でサーチ、スポットを絞り込んでから「52SP」でフォローするというローテーションも可能に。