サイズや重さ、タダ巻きをはじめとするアクション方法…。
実に様々なパターンがあるからこそ、それぞれに適したロッドがある。
なんの話かというと、秋から冬のいわゆる”厳寒期”の必須ルアー…バイブレーションプラグのお話。
ただ巻きで使ったり、リアクション狙いでのリフト&フォールで使ったり、テキサスリグの様にボトムをゆっくりズル引いたり…と、魚の状況やフィールドの特性によって使い方もさまざま。その日の当たりのスピードやレンジを見つけることができれば、これからの時期でも連発を味わう事ができたりも。
「バイブレーションといえば?」と質問すると、このルアーを挙げるアングラーが多いはず。そう、言わずとしれたレイドジャパンさんの「レベルバイブシリーズ」。
ちなみに、改めてレベルバイブシリーズのラインナップを挙げてみると…
・レベルバイブ(オリジナル/サイレンス/カウンター)
・レベルバイブBIG
・レベルバイブブースト(5g/7g/9g/11g/14g/18g)
といった10種類がラインナップ。
さて。前置きが長くなりましたが、この秋も全国各地でレベルバイブやレベルバイブブーストが猛威を振るっている最中。そこで、今回はそれらのルアーを使う上でオススメのロッドは何なのか。レベルバイブシリーズでホント釣りに釣りまくっているこの人、レイドジャパンの岡さんにアレコレ聞いてみました!
レイドジャパン岡さんに訊いた!レベルバイブシリーズにはこのロッド!
個人的に、バイブレーションを使用する上でのベースとなる4本がこの4本となります。
バイブレーションプラグはとにかくロングキャストして広範囲をスピーディーに探れる特性を持つルアーなので、絶対的にロングロッドの方が有利です。…ですが、リフト&フォールで使用する際には繊細なロッドワークや感度が必要となるので、オススメは6フィート後半クラスとなります。
使用するリールに関しては、ベイトでもスピニングでもハイギヤ。早く巻く事も出来るだけではなく、リフト&フォールの際のラインスラックを素早く巻き取る為にはハイギヤ一択となります。
ラインに関してはロッド毎に変わってくるので、それぞれお伝えさせてもらいますね。
・レベルバイブ
・レベルバイブBIG
・レベルバイブブースト(9g/11g/14g)
バイブレーションを使用する上でのメインロッドがこちら。レベルバイブ、レベルバイブBIG、そしてブースト9g~14g等、最も幅広く使える機種となります。自分は14gまでを使いますが、淡路島のオニちゃんはブースト18gもこのタックルで使用しているみたいです。
ラインはフロロカーボンラインの12lbがメインですが、厳寒期にリフト&フォール主体で操作性を重視する場合には10lbや11lbを使用します。ラインは細い方が『水切り』が良くなりますからね。
・レベルバイブBIG
・レベルバイブブースト(14g/18g)
レベルバイブBIGやブースト14g&18gを主体であればバルトロ。ロッド1本だけで様々な釣りをオールマイティーにこなしたい場合にはこのバルトロを握ることが多いですね。
同じバイブレーションでも14g以上のウエイトのモノを、とにかくかっ飛ばして巻いてくるのにオススメな1本です。ラインはフロロカーボン14lbを巻いています。
・レベルバイブブースト(5g/7g/9g/11g)
自分のバイブレーションの釣りで欠かせないブースト5g&7gをベースに、上は11gまで使用するのがこのロッドです。
PEラインで使用する事で、軽いブーストでも飛ばせる・小刻みで精度の高いリフト&フォールが可能、ショートバイトが取れる・柔らかく動かせる…等、とにかくメリットだらけ。近年、PEタックルで使用しているアングラーが増えてきましたが、まだ導入していない方は是非導入してみてください。冬バスを狙うだけでこのタックルが無いとハンデとなる位ですw
ラインに関してはPEライン0.6号~0.8号、リーダーはフロロカーボン8lb~12lb位を約ヒトヒロ(2m弱)取るようにしています。ノットはFGノットがおすすめです。
・レベルバイブ
・レベルバイブBIG
・レベルバイブブースト(9g/11g/14g/18g)
GA-610MCと同じく用途が広いのがこのロッド。ソリッドTIPを採用しているので、リフト&フォールをさらに精度を高く行う事ができ、またチューブラーロッドでは弾いてしまう様なショートバイトもフックアップに持ち込むことが可能。
ラインに関してはフロロカーボン12lb~13lbがベースですが、最近はこのロッドにPEライン1.5号~2号+フロロリーダー13lbといったセッティングを組んで多用しています。PEラインを使う理由は…スピニングと同じですね。