シマノのトラウトロッド「カーディフ」シリーズ。

最上級フラッグシップモデルの「エリアリミテッド」をはじめ、小・中型に照準を合わせ開発されているシリーズ「エクスリード」、ミドルクラスの「AX」シリーズなど。トラウトファンならずとも、一度は耳にしたことがあろうロッドシリーズ。

中でも”ネイティブトラウト”に特化した「NX」シリーズが2020年リニューアルして登場。

カーディフNX【CARDIFF NX】

今回、新たに登場するのは「S77L」、「S83ML」、「S86M」、それに前作にはラインナップがなかった「B83ML」の4機種。

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そもそもヘビーウェイト主体の釣りに合わせて、ディップはソフトでベリーに張りを持たせた調子を全アイテムに採用。源流域の渓流から本流、海アメや海サクラ、サーモンフィッシングなど全16機種のラインナップが特長的だったカーディフNX。

どこが変わったのか、部分ごとに見ていくと…

4機種すべてにシマノ独自のロッド縦繊維の内層と外層に、カーボンテープをそれぞれ逆方向斜めに密巻きした三層構造「スパイラルX」を新たに搭載。パワーロスを生むブレやネジレを徹底的に削減。

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スピニングモデルには「エアフェクトシートCI4+」を採用。

軽量高感度のエアフェクトシートを軽量高強度素材CI4+でさらに進化。さらなる高感度化と操作性の向上を追求。

一方のベイトモデルには「パーフェクションシートXT」を採用。

パーミング性能を維持しながらも、高強度のカーボン強化素材CI4+を採用し、細部まで肉抜きを施すことで、軽量化を追求。スピニング・ベイトともに前作よりも細身軽量でありながら強度と操作性が向上。

また、ステンレスフレームSiCガイドが搭載されているのは現行モデル同様。PEライン使用時も糸絡みの少ないKガイドを採用。

4機種それぞれの特長

ミノーの連続トゥイッチに追従しながらも、ポーズでブレなく速く止まるティップが特徴。ルアーの引き抵抗が大きいディープミノーによるクロスキャスト～ダウンキャストの釣りでは、ロッドテンションを繊細にコントロールすることで、ルアーアクションの強弱やレンジを細かく調節することができます。Lというパワー表記でありながら、ブランクスにスパイラルXを採用しハイパワーXで強化することで50cmクラスの大型ニジマス、サクラマス等にも対応可能。曲げてトラウトにプレッシャーを与え続けてランディングするバーサタイルモデル。

河川の押しの強い流れの中でも、シンキングディープミノーやヘビーシンキングミノーを巧みに操ることができます。湖ではミノーだけでなくスプーンによる様々な釣りにも対応。前作よりもソフトに設計されたティップは大型トラウトの貴重なバイトをはじき難く、スプーンによるただ巻きやフォールの繊細な釣りにも対応。本流でのサクラマスや湖での釣りを得意としたモデル。

しっかりとしたティップは巻き抵抗のあるディープダイバー等のルアーでも、メリハリの効かせたロッド操作でキビキビとしたアクションが可能。ブランクスには基本構造をスパイラルＸにし、ハイパワーＸで強化することで、パワーロスを生むブレやネジレを排除。激流の中からでもモンスタートラウトを引きずり出して獲る粘りとパワーを持ったアイテム。

ディープダイバー、スプーン、ヘビーシンキングミノー等の幅広いルアーに対応します。河川の強い流れの中をダウンクロスでルアーを送りこむような場合においても、ルアーをしっかりと操作することができます。また、粘りのあるトルクフルなブランクス設計とベイトリールが生み出すパワフルな巻き上げ力により、大型トラウトの強烈な引きにも対応できるパワーを秘めています。前作にはラインナップしなかった83のベイトモデル。

そのゲーム性の高さから、年々機運が高まっているネイティブトラウトゲーム。シーズンの開幕に向けて、もう準備はできていますか？

シマノ（Shimano）

1921年創業。1970年に「レジャーを通して人々の健康に寄与する 」という企業哲学のもと、釣具事業部が発足。リール、ロッド、ルアー、用品などクオリティの高いアイテムの開発、製造、販売までを行い、釣具の総合ブランドとして、国内外問わず多くのファンを抱えている。独自の技術も数多く、世界に誇るジャパンクオリティを提供し続けている。

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