秋も深まり、暖かい日もあれば冷える日もあり、寒暖を交互に繰り返すような日々です。
1日の中で朝夕と昼間の寒暖差がはっきりしてくると、表層付近の水が冷やされ対流を引き起こします。対流によって、湖の底層にあった酸素量の低い悪い水が舞い上がり全体的に水質が悪化し、魚の活性は落ちて釣りづらい状況になります。
これがいわゆる「ターンオーバー」。
このようなターンオーバー時の打開策のひとつとして、新しい水を供給するインレット絡みのシャロー攻略がキーになってきます。
近松 卓二 (Takuji Chikamatsu) プロフィール
ターンオーバーにはシャローのウィードが◎
今年の琵琶湖は台風が直撃していないためウィードが多く、特にインレットが絡むシャローエリアにはウィードが沢山残っています。
そのウィードエリアでも特に有望な場所は、ブレイク付近に位置する縦ウィードで、さらにアユやハスっ子が湧いているエリア。ウィードは悪い水をブロックする上に水の浄化作用があり、身を隠すこともできる居心地の良いスポット。
ベイトフィッシュやバスにとってシェルタとなっています。バスはシェルタとなるウィードに集まるベイトフィッシュを狙って、ウィードが絡んだブレイクに待機しています。
このような状況を攻略する上で、欠かすことのできないルアーが「レベルミノー」シリーズ!
レベルミノーはマグネット重心移動システム搭載で非常によく飛ぶため、琵琶湖の広大なウィードエリアにおいて明らかなアドバンテージを持っています。
そして、同クラスのミノーの中でも特にタイトかつハイピッチなロールアクションとスリムなボディの効果で、水がクリアになったタイミングでもアピールが強すぎないためバイトに持ち込むことができるのです。
次に2種類を展開しているレベルミノーシリーズの使い分けですが、
・ブレイク上の浅い側にベイトが入っている場合はレベルミノー
・ブレイクやブレイクの下にベイトが位置する場合はレベルミノープラス
ベイトフィッシュの定位するレンジやポジションによって、レベルミノーのレンジを使い分けてアジャストさせていきます。
操作はいたって簡単。
縦ウィードの際を通すようにジャーク&ステイもしくは高速巻き&ステイするだけ。
基本的には、ステイ中にウィードからスッ飛んできて襲いかかってくる“ひったくりバイト”なのでエキサイティングなゲームが展開できます。
使えば使うほどフックサークルとバスの歯形でレベルミノーが男前になり、どんどん釣れる気がしてきます笑
このゲームは飛距離の出せるレベルミノーとエリアさえ押さえればショアからでも十分に楽しめるので、是非ブッ飛びレベルミノーを使って秋の琵琶湖を楽しんで頂けたらと思います!
琵琶湖×レベルミノー関連動画はこちら
推薦タックル
*ロッド GLADIATOR Anti GA-610MC (Joker)【レイドジャパン】
*リール タトゥーラ100H【ダイワ】
*ライン シーガー・R18フロロリミテッド14ポンド【クレハ合繊】
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