こんにちは!横浜でボートシーバスガイド・インパクトを営んでいる、エバーグリーンプロスタッフの数野達也です。
今東京湾近郊のコノシロパターンで爆発的に釣れているビッグペンシル「アマゾン」のボートでの使い方を自分流でお伝えします。
オカッパリにも応用していただけると思いますので、ぜひ皆さん読んでいってください!
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全長 | 自重 | タイプ | フックサイズ | 価格 |
---|---|---|---|---|
16.0cm | 43.0g | フローティング | フロント:#1・リア:#1 | 2,300円(税別) |
大きくスケーティングさせすぎないのがコツ
「アマゾン」の基本アクションは頭を左右に振らせるドッグウォークなんですが、この際に大きくスケーティングさせすぎないことが重要です。
移動距離を抑えた動かし方のほうが、圧倒的に乗る確率が上がります!
同じエバーグリーンプロスタッフの小沼さんもアマゾンの「オヌマシェイク」について解説されていましたが、私もかなり近い印象です。
水面の状態に合わせて動かす強さを調整
それと、僕の場合は水面の状態に合わせて動かす強さを変えています。
波が小さい、風がない等の水面が静かな時には、軽くアクションを加えてバシャバシャやりすぎない方がシーバスが出やすいと感じています。
逆に波が大きい、風がある等の水面が騒がしい時には、強くアクションを加えて短い距離の中で激しく頭を振らせます。
頭で水を持ち上げさせてバイト増
そして、波が小さい時にも大きい時にも共通している動かし方のコツがあります。
それは、ドッグウォークさせる際にアマゾンのヘッドで水を持ち上げさせること。
言葉で伝えるのが難しいですが……鋭くアクションを加えることでヘッドを一瞬水中に突っ込ませ、ヘッドで水を持ち上げさせる感じです。
この時に出る水音や飛沫が、実はコノシロが水面を尾ではたく時に出る水音や飛沫によく似ていて、シーバスを強烈に刺激します。
人間が見てキレイに頭を振っていると釣れそうな感じがしますが、それは重要ではなく、それよりも頭で水を持ち上げさせるように意識して動かした方がより多くのバイトを引き出すことができます。
ストップを使いこなして乗る確率がさらにアップ
もう一つ、僕が重視しているのが止めです。
ガイドをしているとシーバスが弱って水面に浮かんだコノシロを捕食する姿をよく見かけるんですが、シーバスは突然飛び出してきてすぐに捕食するのではなくて、後ろに付いてしばらくジーっと様子を見てから、コノシロがピクピクしたり、何か動きが変化したタイミングに捕食することが非常に多いです。
なので、ルアーも動かしっぱなしではなくて、しっかりと止めてやってから、動かし始めなどの変化で喰わせるイメージで釣りをしていて、それにより、乗る確率がさらに高くできていると思います。
波が小さい時の基本の止め時間は3秒程度。波が大きい時は波のピッチに合わせて止める時間を調節しています。
波のピッチに応じた動かし方と止め方とは?
波のピッチに合わせて止めるというのがどういうことかというと、波高のトップ付近にルアーがある間は止めるイメージです。なので止める時間は波長によって変わります。
サーフィンのパドリングに近いイメージで、波高のトップ付近はいくらうまく動かそうとしてもルアーが飛び出してうまく動かせないのでしっかり止めて喰わせの間にして、トップ付近を乗り越えて波を下ったところで動かし始めてトップ付近まで来たらまた止めるということを繰り返します。
このコツをつかむことができれば、波が大きい時でもトップウォーターでばっちり釣ることができますよ。
波が大きい時や足場が高い時におすすめのチューン
「アマゾン・アゴリグチューン」
テクニックは以上なんですが、ボートシーバスはデッキから水面までの高さがあるのでいくら動かし方と止め方のコツを心得ていても波が大きくなり角度が立ってくればどうしても思うように動かしにくくなってきます。
なんとかドッグウォークさせることはできても、ヘッドで水を持ち上げるのは困難に……
オカッパリで足場の高い堤防から釣りをされている方も同じような状況に陥ることがあるのではないでしょうか?
そんな時には、アマゾンをチューニングするのがオススメです。
どういったチューニングかというと、「アマゾン・アゴリグチューン」。
このチューンは簡単で、モーリスのシンカー「TGグレネードシンカー クイックチェンジャー」をアマゾンのラインアイにワンタッチで装着するだけ。
シンカーのウェイトは1.8gを基本にしていますが、必要に応じてその前後の重さをチョイスして微調整してください。
これだけで水がらみが格段にアップし、足場が高い時や波が大きい時でも、誰でも簡単にヘッドで水を持ち上げる釣れるアクションを出すことができますよ!
アマゾンでドキドキ感を味わってください!
以上、今東京湾近郊のコノシロパターンで爆発的に釣れているアマゾンのボートでの使い方をお伝えしました。
使い方さえマスターすれば、普通なら釣れないようなピーカンの真昼間でもバコバコ水面を炸裂させてくれるアマゾン!
コノシロシーズンはまだまだ続くと思われますので、ぜひアマゾンを使いこなして、ボートでもオカッパリでもトップウォーターならではのドキドキ感を味わってくださいね!
ロッド:アバンギルド ZAGS-78 クロースコンバット(EG)
リール:イグジスト 4000H(ダイワ)
ライン:アバニ キャスティングPE 2号(バリバス)
リーダー:ショックリーダー ナイロン35LB(バリバス)
ルアー:アマゾン(EG)
スナップ:EGワイドスナップ#2(EG)
スプリットリング:平打ちスプリットリング#4(アクティブ)
フック:フロント…SP-MH#1 センター…SP-MH#2 リア…SP-MH#1(がまかつ)