【タダ巻くだけじゃない】水野浩聡が晩秋の「バイブレーション」を使った釣りで意識していることとは?
皆さん! こんにちは。
今年はこの2週間くらいで一気に秋が深まり、グッと冷え込む日が多くなってきましたね。
さすがに暖房やこたつも必要。もちろん釣りでもシッカリ防寒対策をして、途中で暑くなればその都度ウェアを1枚ずつ脱ぐようにして、晩秋の釣りも楽しみましょう。
防寒対策をしていれば寒くても快適に釣りはできるので、多めに着込んでいくことをオススメします。
ヨット池で巻きモノゲームを満喫!
さて、先日は岐阜県大江川のすぐ横にある通称「ヨット池」という場所にお邪魔してきました。
僕自身はこれまでに数回釣りをしたことがありますが、池の南側だけで数時間しかやれなかったので、時間を使って釣りをするのはほぼ初めて。
特に今回は、これまで全く足を踏み入れたことがない池の北側から釣りを始めたので、「TN60」を巻きながら3つのことを把握していきました。
Name | Length | Weight | Type | Hook Size | Price |
---|---|---|---|---|---|
TN60 | 60mm | 12.7g | Sinking | ST36BC フロント#6/リア#8 | ¥1,510(本体価格) |
ジャッカル公式「TN60」詳細ページはこちら
水深
沈みものの有無
地形変化がどのように入っているか?
広範囲に投げて、各キャストごとにカウントダウンしていき、水深を把握。
スローに巻いてどこにブレイクが入っているのか? などと、一見漠然と投げ散らかしているように思えます。
ただ、それぞれのキャストにシッカリ意味があり、釣るというよりシッカリこの後釣るために最適な場所を探し出す作業を精度高くしています。
しっかりボトムをサーチできるTNシリーズ
これは、初場所となればどこでも行う作業で、今は季節的に「TN60」をセレクトしておけば、ため池では間違いないルアーセレクト。
バイブレーションというジャンルの中では、おそらく根掛かり率が圧倒的に低いTNシリーズだからこそ、しっかりボトムを取ったサーチができるという強みもありますね!
この日は天気も良かったこともあり、池のファーストブレイクの落ちたところで1本目がバイト。
しかし、その後は風も吹いてきてローライトになってきたので、狙いをブレイク下から、ブレイク上のフラット状の地形に投げると1投目で何と! スコーンと気持ちのいいバイト。
上がってきたのは、「TN60」丸呑みのグッドサイズ。
天気の変化によって、スッと浅い方にフィーディングで差し込んできた個体ですね。
因みに、この地形はモチロン直前まで「TN60」を投げて把握していた場所で、ずっと岸から5mくらい沖にブレイクが入っていたストレッチが続いたわけです。
このエリアだけ15m沖にブレイクが存在。つまり、浅いなだらかな場所が他よりも沖に伸びている地形になっていて、バスがフィーディングに入りやすいエリアになっていた訳です。
さらにそこに風が当たる、天気はローライトになるという条件が揃い、元々ブレイク付近をフラフラしていたバスがそのタイミングで差してきたのでは? と思いますね。
この模様は、来週アップする僕のYouTubeチャンネルの「水の旅」でも動画配信しますので、その狙いなど、ぜひ動画でもご覧ください。
ここぞ!と思った場所に入ると…
さて、この日凄かったのは実はココから!
「TN60」でシッカリと池の形状に伴う地形変化を探り、ここぞ! と思った場所を良いタイミングで入って釣っていくという、メチャメチャ楽しいゲームができましたので、また次回お伝えいたします。
秋のバスはカバーに長時間付いていることは少ない。
そんな季節的な特徴を摘んで、まずこの時期のマストアイテムとなるTNシリーズ。
もちろん釣ることも大事ですが、その特性を生かしてフィールドを細部まで把握するという仕事もできますので、必ずBOXには忍ばせておきましょう!
最後に今回使用したTNタックルを紹介。
ロッド:ポイズンアドレナ(166M-2)【ジャッカル】
リール:20メタニウム(ノーマルギア)【シマノ】
ライン:レッドスプール(14Lb)【ジャッカル】
是非、秋の巻きモノゲームを堪能してくださいね!
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