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【フィールドは堤防だけじゃない】ダイワ 中山 聡が提唱する「サーフで狙うタチウオゲーム」

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タチウオ特集2020

タチウオゲームといえば、都市近郊の堤防や沖堤防で手軽に楽しめる。

そんなイメージを誰もがお持ちなんじゃないでしょうか。

今回取材をしたのは、都市近郊で手軽に楽しめる…んですが、堤防や沖堤防ではないフィールド。そう、“サーフ”でのタチウオゲーム。

普段からサーフでタチウオゲームを楽しんでいると言うダイワの中山さんに、いろいろ教えてもらいました!

中山 聡(Satoshi Nakayama) プロフィール

徳島の山奥で育ち、幼い頃から川釣りに親しむ。15歳からバス釣りにのめり込み、20代前半はバスプロとして活躍。20代後半から、ショア&オフショアのルアーフィッシング、磯釣り、船釣りなど、海釣­り全般にハマる。 西日本を中心に、チヌのルアーポイント開拓に余念がない。得意なスタイルはシステマチックな釣り、速い釣り、リアクションの釣り。1979年生まれ。徳島県出身、徳島県在住。趣味は料理とカメラ。ダイワフィールドスタッフ。「釣りをシステマチックに!!」が中山聡の口グセ

 

サーフのタチウオゲーム

 

そもそも、サーフでタチウオが釣れるのか。…結論から言うと釣れます。

これは取材をする前から、記者自身実際にサーフで青物を狙っている時に混じったりしていたことからも明らか。

 

サーフでタチウオが釣れる理由

サーフでタチウオが釣れる理由について、キーはベイトフィッシュ。

タチウオシーズンといえばエリアによって差はあるものの晩夏~初冬までというのが一般的。これはイワシなどのベイトが接岸するタイミング。そのベイトを追って接岸してくるタチウオがサーフにベイトを追い込んで捕食するのだと。つまり、青物がサーフで釣れるのと同じ理由。

 

また堤防と違い、サーフは潮の流れが早く水の入れ替わりが多い。同時にタチウオも入れ替わるため”フレッシュ”な魚が多い。

フレッシュな魚=スレていない魚。堤防に比べ、まだ人が少ないということも相まって、魚が入っていれば比較的釣りやすいと中山さんは言う。

 

サーフタチウオのシーズン

基本的には堤防などで、タチウオが釣れ出すタイミングと同じ。

ただし、サーフは潮の流れが早く接岸してきたベイトが入って来やすいということから、若干早く釣れ出すこともあるんだそう。

 

水深3~5mもあれば可能性はアリ

まず気になるのは、どんなサーフが狙い所なのか。

中山さんいわく、急深のサーフが狙い所とのこと。と言っても堤防に比べれば断然浅く、水深でいうと3m~5mもあれば十分可能性はあるんだそう。

ここで重要なのは、水深というよりむしろ集約された潮が沖に払い出す”離岸流”によってそこだけ深くなっていたり、潮と潮が当たる潮目などの条件があるとベイトが溜まりやすくなる=タチウオが釣れるいうことから、そんな条件にハマるサーフが狙いドコロとのこと。

少し乱暴な言い方をすれば、遊泳禁止となっているサーフは「急深」もしくは「潮の流れが早い」トコロが多く、比較的狙い目となりやすいんだとか。

 

タチウオ以外の可能性

サーフといえば、フラットフィッシュをはじめ青物やシーバスなど釣れる魚種も多様。特にタチウオが狙えるのはベイトフィッシュが寄っているタイミング。

タチウオを狙っていて、他の魚が釣れたりはしないのか。

エリアによって差はありますが、中山さんの地元「徳島県」のナイトゲームはタチウオがメインで、たまにマゴチが混じるそう。また、朝マズメや夕マズメなどのタイミングでは青物やヒラメ、シーバスが釣れることも。

 

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