ダイワ・渡邉長士さんによるアジング。
前回は新作ジグヘッド「月下美人アジングジグヘッドTG」と新作ワーム「月下美人シラスビーム」を中心に、ジグ単攻略のアレコレをお伝えしてきました。
ダイワ・渡邉長士が操る超ナチュラル系ジグ単セッティング。新作「月下美人シラスビーム」と「月下美人アジングジグヘッドTG」の特長を解説!
多彩なアイテムがそろう月下美人シリーズ、今回は2020年10月に登場したアジング専用プラグ「月下美人 アジング澪示威(レイジー) SOLID 20S」をご紹介。
月下美人 アジング澪示威(レイジー) SOLID 20S
出典:ダイワ公式月下美人 アジング澪示威 SOLID 20S詳細ページ
サイズ(mm) | 標準自重(g) | フック仕様 | メーカー希望本体価格(円) |
20 | 1 | サクサストレブルフック#14 | 770円 |
ダイワ公式月下美人 アジング澪示威 SOLID 20S詳細ページはこちら
澪示威(レイジー)と聞くと同じく月下美人からリリースされている、主にメバルを対象としたシンキングペンシル「澪示威 」、あるいはそのソリッドボディの「澪示威ソリッド」を思い浮かべる方もいるかもしれませんね。
そのソリッド版澪示威のアジング用モデルといえるのがこちらの月下美人 アジング澪示威(レイジー) SOLID 20S。
出典:YouTubeチャンネル「DAIWA japan official」
ホントにジグ単感覚で使ってくれたらOK
アジング澪示威 SOLID 20Sは「ホントにジグ単感覚で使ってくれたらOKです」という渡邉さんの言葉がすべてを表していて、小刻みなシェイク(からのフォール)、タダ引きなどで使えて、特別な釣り方はナッシング。
アジングプラグデビューにももってこいな使いやすさが魅力。
それもそのはずで、20mm・つまり2センチで1gというサイズ感。
プラグと聞くとどうしても口に入りにくいイメージがありますが、このサイズ感だけにロケでもアジがくわえて吐き出そうとした時にトレブルが掛かっているシーンが見られました。
またこのトレブルフックはおなじみ「SaqSas」仕様。フッ素系特殊加工を施されたフックで、その刺さりは周知の通り。
ちなみにアジング専用と銘打たれてはいますが、このフックのおかげで良型メバルでも十分に掛かってくれます。
また水平姿勢でフォールスピードもゆっくり。フォール中のついばむバイトもこのフックが捉えてくれます。
表層スローが特にやりやすくなる
ジグ単と同じように扱えるアジング澪示威 SOLID 20S。
裏を返せば、それならジグ単でいいのでは?と思うかもしれません。
ただ、プラグならではのメリットもあります。
ひとつは分かりやすく手返し。ワームのセットをし直したりという手間が省け、特に高活性時の時短になります。
またフグなどの猛攻にさらされても気にせず撃っていける利点があります。
もちろんトレブルフックかつサクサク仕様ということで、じゃれつくバイトを絡めとるのにも向きます。ジグヘッドではその構造上、口の中にしっかり入れないとフッキングは難しくなりますからね。
もうひとつ重要なのがジグヘッドと比べると遠くの表層からスローに引いてこられるという点。
ジグヘッドとアジング澪示威 SOLID 20Sを比較した場合、澪示威の方がタダ巻き時の浮き上がりが早い。
言い換えればジグヘッドで表層を引きたいとなれば、ある程度のリトリーブスピードが必要。比べて澪示威ではその浮き上がりの早さを生かして、よりスローに表層を引くことができるのです。
表層を引きたいけれどスピードは抑えたい、そんな時にはぜひ投入していただきたいアイテムですね。
フィールドによってはどシャローでのアジングというシーンもあると思います。そういった時にスローに探るにももってこい!
カラーは全8色
カラーはクリア系のアミちらし、点発光のドットグロー6色、そして赤色夜光のレッドグローという全8色。
アジを刺激すぎずに程よくアピールするドットグロー(点発光)が多く採用されているのも特徴です。
タックルもジグ単同様でOK
使い方はジグ単同様でOK。ということでタックルもジグ単と同じセッティングでOKですから、わざわざ専用のタックルを持ち込む必要もなし。
アジング澪示威 SOLID 20Sを忍ばせておけば、ジグ単でどうも攻略しがたいという状況でタックルはそのままに投入できますよ!