コイカ系　プロト

まず１つめは見るからに…な、コイカ系のベイトライクなプロトワーム。

ティクトのワームの中では最小で、アピール力も最弱というこのワーム。とはいえ、小さいアジは大きいワームでも釣れるとのことで、豆アジ用というわけではないという。アジがプランクトン系のマイクロベイトをメインに捕食しているようなシチュエーションで、”小ぶりなワーム”に反応が偏ることがあるというのが開発の背景。

特長としては、サイズ感がないこと・動かないこと・パーツがついていないシンプルな形状であること。

トミーさん曰く、強いワームに反応するときや、ボリュームのあるワームに反応するときは弱いワームだが、ハマるときはかなりハマると。イメージしている使い方は、1gを切るような軽めのジグヘッドでふわ～っと沈めるというもの。

こちらはプロトとして上がってきたファーストモデルのため、まだまだ作り込む予定みたいです。

ロング＋リブ系　プロト

続いては「ふわふわ・ビロビロ」系。

サイズ感としては、今回持ち込んだプロトの中では最大サイズ。これは、今までブリリアント2.5インチでカバーしていたキビナゴやイワシ、稚鮎などのベイトを捕食しているときに使いたいと想いから開発がスタート。

今の段階では言えないそうですが、とあるパターンに特化して作っているそうで明確なコンセプトはあるそうな。フォール姿勢にこだわって作っている最中で、これに関してはまだまだ修正が入るという。

想定している使い方はジグ単。重いジグヘッドでも、軽いジグヘッドでゆっくり見せることも可能だという。アピール力は動かせば“強”、止めればまったくの“静”となり、こちらも今までのラインナップにはないタイプのワームになるとのこと。