皆さん、こんにちは。
相模湖に移り住んで相模湖で毎日釣りをし、相模湖より毎朝Facebookによるライブ配信を行っている古沢勝利です。
そして僕のホームレイクは、もちろん相模湖です(笑)。
さて、今回はそんな僕のホームレイクである相模湖を例に挙げ、「秋のリザーバー攻略」をご紹介しますね。
秋に意識すること
これまで「秋のリザーバー攻略」といえば、”湖のあちらこちらに散っているベイトフィッシュを探し出せ!”とか”水質が悪化するフォールタンオーバーを攻略せよ!”みたいなことが多かった。いやぁ、殆どがこの2つに関することだといっても過言ではないくらい多かった。
確かにこれらのことはとっても大切なことであり、意識しないとならないことでもあります。
しかし、僕は昨今のリザーバーで釣りをする際に、もっともっと意識しないとならないことがあると考えています。それは…「昨今の日本の気候」です。
まず、昨今の日本の気候で気になることといえば、ゲリラ豪雨。(まぁ、これに関しては秋だけに限った話ではないんだけどね。)それこそ、以前では考えられないくらいの雨量が短時間に降ってきます。当然ですが、川をせき止めて作られているリザーバーは濁ります。
そして、昨今の日本の気候でもう1つ気になることといえば、台風。近年、日本にやって来る台風が大型化しています。特に去年(2019年)は大型の台風15号と19号が関東地方に上陸し、相模湖界隈にも甚大な被害をもたらした。こちらも当然ですが、台風が来ればリザーバーは濁ります。
そうです、昨今のリザーバー、特に流れ込む水量が多い相模湖で最も意識しないとならいのが、ゲリラ豪雨や台風などによる急激な水質の変化。
それこそ、大量の濁った水の流入や急激な水温低下、時には大幅な水位変動なども起きてきます。つまり、特に台風が頻繁にやってくる秋は、これらの急激な水質の変化に対応する力が要求されるのです。
水質変化が多い秋に効くルアー
では、そんな急激な水質変化に対応するべく釣り方(ルアー)は一体どんなものがあるのか。
実は近年、僕がこのような状況の時に真っ先に選ぶルアーが。それは、濁りの中でも十分にアピールすることができる”チャターベイト”です。
具体的には、「ジャックハンマー」【エバーグリーン】に「サンショウウオ」【ゲーリーヤマモト】をトレーラーとしてセットしたものを、フェイバリットチャターベイトとして使っています。
カラーに関しては、濁りの中でもシルエットがはっきりするブラック&ブルー。
ルアーウエイトに関しては1/2ozが基本で、台風直後などの流れの強い状況では3/4ozを使うこともあります。
チャターベイトの使い方
では、チャターベイトの使い方ですが、基本的には『投げて巻く!』の1本勝負です。
具体的には、ルアーをキャストして着水したらすぐにリーリングを開始する。そして、足元まで巻いてきたらまたキャストする。
本当にこの繰り返しだけです(笑)。
狙うエリアはイチ早く濁りが回復するであろう『流れ込み』や『岬周り』を中心に考えます。また、ルアーをキャストするとそれに驚いてベイトフィッシュが跳ねるエリアがあれば、バスのいる可能性がかなり高いので、重点的に狙うようにしています。
ラインセレクトが重要
では、チャターベイトを使用するタックルを紹介。
参考までに僕の使用タックルをご紹介します。
ロッド:ワイルドサイド( WSC69MH FROG SP)【レジットデザイン】
リール:アルカンセ HS RIGHT【ZPI】
ライン:シューター・FCスナイパーBMS AZAYAKA(14LB)【サンライン】
ここで、重要なのがラインセレクト。ラインに関して、僕は必ず「シューター・FCスナイパーBMS AZAYAKA」を使用しています。
サンライン公式「シューター・FCスナイパーBMS AZAYAKA」詳細ページはこちら
キャストの正確性が強く要求されるリザーバーでのチャターベイトの釣り。また、濁りの中ではルアーの軌道も正確に把握する必要があります。
それを両立させるためには「シューター・FCスナイパーBMS AZAYAKA」の視認性の高さが必要不可欠だからです。
チャターベイトは、1年を通じて活躍してくれるルアーです。
特に急激に状況が変化した秋のリザーバーこそ、その威力を発揮します。まさにチャターベイトは天候が安定しない秋のリザーバー「最強ルアー」といっても過言ではありません。
そんなチャターベイトのポテンシャルを最大限に引き出してくれる「ライン」の準備もお忘れなきよう。