メバルプラッギングのパイオニアであるレオンこと加来匠氏。メバリングの常識を覆すメソッドで、これまでに数々のパターンやルアーを考案してきた、まさにメバル界のトップランナーである。
そんなレオンさんが現在開発しているのが、ペンシル、スイッシャー、ダイバーと3つのプラグの要素を1つに凝縮させた次世代型サーフェスプラグ「スープラ65PD」だ。
仔イカのようなシルエットを持つスープラ65PD。滑らかな曲線を描いた「への字」形状のボディに小さなプロップを有しており、ルアー前方には、まるでコクピットを連想させるようなエアドームが設けられている。
肝心のアクションだが、1つ目はタダ巻き。わずかに「への字」を描いたボディがスローリトリーブにおいても水面に大きな引き波をたててアピール。その光景は、まるでバチが水面を泳いでいるかのよう。さらにテールに設けられた15mmのペラが滑らかに回転することで、ボディとはことなる波動とフラッシングを生み出している。
2つ目はテーブルターン。よもやこのボディ形状で、ここまで見事にターンをするとは!と驚いてしまうほど短い移動距離でキレイなテーブルターンを見せる。さらに、ペラがジュワッ泡と音をたて、メバルのベイトとなるアミの動きと音を演出する。柔らかなトゥイッチによるターンは、メバルの捕食スイッチを入れる大きな武器となるだろう。
3つ目はダイブ。表層系ルアーでありながら、潜らせることが可能なスープラ65PD。キャスト後にロッドを下げながら軽くトゥイッチさせることで、メバル攻略において最重要となる水面下10cm程度のレンジを違和感なくトレースすることができるのだ。しかもその際、フラフラとしたアクションでメバルにアピールするので、メバルに効かないわけがない。
アクション以外にも、レオンさんがこだわり抜いたカラーラインナップにも注目。これまでのプラグにはない芸術性の高い美しさにもレオンさんらしさが感じられる。
先日公開された動画では、アクションの様子や実釣シーンが納められている。間違いなくメバルプラッギングの新たな扉を開くアイテムになるので、今からチェックしておいて損はないだろう。発売は2017年11月頃を予定。