朝イチ、ブリブリの良コンディションをキャッチしたルアーがシュリンピード。
「佐々木勝也といえば」の代名詞的沈む虫エビ系ワーム。
前回ご紹介したキッケルキッカーと並び、これから秋本番を迎えるにあたりマストアイテムといえます。
シュリンピード
43mm・3.3g
全10色
ダイワ公式 シュリンピード詳細はこちら
出典:Youtubeチャンネル「 Ultimate BASS by DAIWA」
シュリンピードはジャンルとしては沈む虫。フォールでは14本の触手がすべて動き、生命感に溢れます。
沈む虫としてそれはマストで、もうひとつシュリンピードには武器があるってのが魅力。
それが高速トゥイッチによるランダム首振りアクション。この動きはエビがパニックを起こして水面を逃げる動きを演出してくれます。
虫かつエビ。フォールの点の釣りと、高速トゥイッチのアクションで横の釣り、どちらもできるのが強みなのです。
立体的に攻められるシュリンピード
そんなワケで、キャストから着水、そしてフォールでは前述の通り14本の手足がピリピリとアピール。
そしてボトムに着いたら高速トゥイッチで横アクション。二段構えの立体的な攻めができるのです。
特にエビ食いのバスには高速トゥイッチ横アクションは超効果的。これから出番も増えてくるアプローチ法だと思います。
そして、この時に大事な役割を果たしているのがマテリアルの硬さと、ヘッドのカップ形状。
ヘッドのカップ形状&やや硬めのマテリアルが、小さなボディながら強い水押しとランダム首振りアクションを生みます。
ちなみに、チョウチンでの使用も可能なシュリンピード。この際もカップ形状があることで、チュポンという音を出してバスを誘います。
スキッピング・フォール・高速トゥイッチ
これからますます威力を発揮する高速トゥイッチ首振りランダムアクション。
基本的な流れは以下の通り。
サイドにスキッピングでキャスト→フォール→フォールで反応がなければ高速トゥイッチ。
スキッピングキャストでエビが水面を逃げる演出、バスに気付かせスイッチを入れる。フォールまたは高速トゥイッチのいずれかでバイトしてきます。
もちろん状況によってはスキッピングを嫌うこともあるそうですが、基本的にはスキッピングで撃つとシュリンピードの性能を引き出すことができます。
ロッド:リベリオン641L/MLXS-ST
リール:ルビアスFC LT2500S
ライン:タトゥーラセンサーPE X8+Si2 0.8号
リーダー:スティーズフロロタイプフィネス 7lb
PEラインを使用しているのは飛距離や横アクション時の動きのよさから。
そしてもうひとつ、キャスト時の初速が上がることでよりバスに見切られにくくなるのだとか。
ふんわりキャストだと、空中にルアーが飛んでいる時にバスがそれを見ると、その時点で見切ってくることもあるそうです。
フックはスティーズワームフックSS SOS(スリムオフセット)を使用(ベースは#1)。
刺さりのよさと強度があるフックだが、ややネムリ気味。フッキング率をアップさせるためにセット後にプライヤーでやや広げ、ワームボディと平行になるくらいに。
そして針先は埋めずに、ボディスリットにちょっと乗せるくらいが佐々木流のセッティング。
エビパターンでのシュリンピードの釣りは全国でも使用可能!
今回は霞水系のロケでしたが、このシュリンピードを使ったエビパターンの釣りはどのエリア・地域でも使用可能です。
エビなどの甲殻類はバスの大好物でもあり、小型のエビがベイトとして生息しているフィールドにおいては通用するパターンの一つです。
ロケでは霞ヶ浦水系が「めっちゃキビしい顔」をしていましたが、これからはハイシーズンを迎えてシュリンピードの活躍の場が増えるかと思いますのでぜひ使用してみてください!