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ベイトの位置+レンジキープがキモ。デプス「サカマタシャッド」秋のハメ方

寄稿:久保井 雄輝
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秋のバス釣り特集2020

サカマタシャッド 6inch(NORMAL material)

ノーマルマテリアルを使用するのは、5mレンジより上にベイト反応が魚探に映ったときになります。ここでノーシンカーのセッティングで投入するのですが、釣り方に大きく4つのポイントがあります。

 

①:ノーシンカーでベイトがいる層よりも“上”のレンジを狙う

キーとなるのは“ベイトのいるレンジではなく少し上のレンジを狙う”こと。

1m/5秒を目安にカウントダウンして、魚探に映っているベイトの居るレンジより上をジャークして喰い上げさせます。

例えば、5mジャストにベイト反応があった場合は、キャストして15秒カウントダウン、3mレンジをジャークしてくるイメージです。

 

②:狙ったレンジをキープする

この釣りで一番重要なのは、狙ったレンジをキープすること。

そのため、キャスト後は必ず“ラインの表面張力を切ること”が大切になってきます。

これを行わないと、カウントダウンしフォールさせても水面に出ているラインがサカマタシャッドを上へ上へと引っ張り、レンジのキープができません。こうなると時間を掛けフォールさせた意味がなくなってしまいます。

 

③:ジャークのテンポは絶対変えない

僕のアクションは、2回ジャーク→ポーズ。

ここで重要なのは、ジャークの回数はジャークの回数とテンポを決めたら回収するまで絶対に変えないこと。テンポを変えるとバスが見切るなと感じる場面が多々あります。

また、ジャークしたあと必ず竿先を戻すこと。これも重要。ジャーク時のラインを引っ張るときだけではなく、竿先を戻すことも意識してみてください。しっかりとラインテンションを抜き、ラインスラックでサカマタシャッドを操作することにより、自然なアクションを演出することが可能です。

テンポを変えないジャークのどのタイミングでバスにスイッチを入るのか。ここで、サカマタシャッド特有のダートアクションが効いてくるんです。

サカマタシャッドには“独自のキール”が設けられていて、水を受けると下方へ水流を受け流すことにより、横方向だけでなく上方向へ跳ね上がるアクションもみせてくれます。また、ダートアクションがブレないように、キールが舵の役割を果たしてくれます。

つまり、同じテンポでジャークしていても上や下、右や左へと逃げ惑うベイトフィッシュ(ワカサギ)を演出。この動きがサカマタシャッドを見つけて追ってくるバスに捕食のスイッチを入れます。

 

④:ラインスラックを取ってからアワせる

もう1つ。バイト後は、必ずラインスラックをしっかりと巻き取った後にフッキングの動作に入ってください。

バイトがあるのはほとんどがジャークした後のポーズ中なので、ラインスラックが出た状態。つまり、巻き取り動作を行わなければフッキングのパワーが伝わりづらく、すっぽ抜けやフックオフの原因になります。

 

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