パターン3:晩秋の落ち鮎パターンはレストの早巻き!
晩秋が近づいてくると紀ノ川の特に上流エリアでは落ち鮎パターンがハマる場合があります。落ち鮎を追い回しているのが目視できるので、ついついワームを投げてサイトで狙いたくなりますが、これがなかなか簡単には釣れてくれません。
そこで有効になるのが、「鮎邪 128 REST SL・鮎邪 108 REST」の“岸際ギリギリ早巻き作戦”です。
Lure | Type | Length | Weight | Price |
---|---|---|---|---|
鮎邪128 REST | Slow Floating | 128mm | 3/4oz class | 2,080円税別 |
鮎邪 108 REST | Slow Floating | 108mm | 1/2oz class | 2,000円税別 |
ガンクラフト公式「鮎邪 128 REST SL」「鮎邪 108 REST」詳細ページ
レストを岸と並行に素早くゴリ巻きすると、興奮したバスがアタックしてきます。ベイトを岸際に追い詰めた!というイメージ。
なかなかフックアップしないことも多い釣りなのですが、かなりエキサイティングな光景が楽しめます。
狙い目は朝夕で、やはりローライトなタイミングでないとうまくいかないですね。
あと、この釣りのキモはハイギアリールを使用すること。僕が使用しているのは「MAGO001」。ガンクラフトとSLP WORKSがコラボしたリールなんですが、これなら8.1:1のハイギアで早巻きに対応します。
ガンクラフト公式「MAGO 001」詳細ページはこちら
ちなみに、11月に入ってくれば水温はさらに下がり、水深のあるエリアで普通にジャークベイト的な使い方(ジャーク&ポーズ等)も有効です。水温が下がると言っても、11月はリバーフィールドにとってはまだまだ余裕の「秋」なので、ポーズも1秒程度で十分です。
個人的なオススメカラーは「#16アカキン」と「#18グラスベリー」。
特にアカキンは、まさに落ち鮎イミテートのカラー。持っておくと良いと思います!
使用しているタックル
ロッドは紀ノ川での釣りをこれ1本でまかなうことを目的に、自ら製作したオリジナルロッド。DESIGNOカスタムパーツと国産ハイエンドブランクを組み合わせています。
スペック的には68M+くらいで、3.5gスモラバやカブラタハーフから、キラーズベイト・オーバーやジョイクロ128までを快適に扱えるセッティングになっています。大遠投はあまり必要ないフィールドなので、操作性重視でグリップをやや短めにしています。
RESTの早巻きのような特殊なパターンを除いて、リールは7.1:1程度の、適度なハイギアがツブしが効いてオカッパリには良いですね。
また、ラインは基本的にフロロカーボンの10lbしか使用していません。ただし大雨後ならモンスタークラスがヒットする可能性もあるため、12lbくらいにしておいてもいいかもしれません。ただし太すぎると食わせにくくなるので、ここは僕自身いつも悩むところです。
さぁ、いよいよ季節は秋本番。
ご紹介した3つのパターンは、条件さえ合えば紀ノ川に限らず他のフィールドでも効くはず。ぜひお試しください!