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【3つのパターンで完落ち】鈴木基悦(もっくん)秋のオカッパリメジャーリバー攻略/キラーズベイト・カブラタ・レスト

寄稿:鈴木 基悦(すずき・もとよし)
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秋のバス釣り特集2020

パターン3:晩秋の落ち鮎パターンはレストの早巻き!

晩秋が近づいてくると紀ノ川の特に上流エリアでは落ち鮎パターンがハマる場合があります。落ち鮎を追い回しているのが目視できるので、ついついワームを投げてサイトで狙いたくなりますが、これがなかなか簡単には釣れてくれません。

そこで有効になるのが、鮎邪 128 REST SL鮎邪 108 RESTの“岸際ギリギリ早巻き作戦”です。

Lure Type Length Weight Price
鮎邪128 REST Slow Floating 128mm 3/4oz class 2,080円税別
鮎邪 108 REST Slow Floating 108mm 1/2oz class 2,000円税別

ガンクラフト公式「鮎邪 128 REST SL」「鮎邪 108 REST」詳細ページ

 

岸際ギリギリ早巻き作戦

レストを岸と並行に素早くゴリ巻きすると、興奮したバスがアタックしてきます。ベイトを岸際に追い詰めた!というイメージ。

なかなかフックアップしないことも多い釣りなのですが、かなりエキサイティングな光景が楽しめます。

 

狙い目は朝夕で、やはりローライトなタイミングでないとうまくいかないですね。

 

キモは“ハイギアリール”

あと、この釣りのキモはハイギアリールを使用すること。僕が使用しているのは「MAGO001」。ガンクラフトとSLP WORKSがコラボしたリールなんですが、これなら8.1:1のハイギアで早巻きに対応します。

ガンクラフト公式「MAGO 001」詳細ページはこちら

ちなみに、11月に入ってくれば水温はさらに下がり、水深のあるエリアで普通にジャークベイト的な使い方(ジャーク&ポーズ等)も有効です。水温が下がると言っても、11月はリバーフィールドにとってはまだまだ余裕の「秋」なので、ポーズも1秒程度で十分です。

 

実績のあるカラー

個人的なオススメカラーは「#16アカキン」と「#18グラスベリー」。

#16アカキン

#18グラスベリー

特にアカキンは、まさに落ち鮎イミテートのカラー。持っておくと良いと思います!

 

使用しているタックル

ロッドは紀ノ川での釣りをこれ1本でまかなうことを目的に、自ら製作したオリジナルロッド。DESIGNOカスタムパーツと国産ハイエンドブランクを組み合わせています。

スペック的には68M+くらいで、3.5gスモラバやカブラタハーフから、キラーズベイト・オーバーやジョイクロ128までを快適に扱えるセッティングになっています。大遠投はあまり必要ないフィールドなので、操作性重視でグリップをやや短めにしています。

RESTの早巻きのような特殊なパターンを除いて、リールは7.1:1程度の、適度なハイギアがツブしが効いてオカッパリには良いですね。

また、ラインは基本的にフロロカーボンの10lbしか使用していません。ただし大雨後ならモンスタークラスがヒットする可能性もあるため、12lbくらいにしておいてもいいかもしれません。ただし太すぎると食わせにくくなるので、ここは僕自身いつも悩むところです。

 

さぁ、いよいよ季節は秋本番。

ご紹介した3つのパターンは、条件さえ合えば紀ノ川に限らず他のフィールドでも効くはず。ぜひお試しください!

 

ガンクラフト(GANCRAFT)

自然豊かな和歌山県田辺市を拠点に、天才ルアークリエイター平岩孝典氏が社長をつとめるルアーメーカー。元祖S字系「ジョインテッドクロー」シリーズやキラーズシリーズのルアーやロッドなどの人気バスアイテムだけでなく、餌木邪やコソジグなど、こわだりのソルトウォーターアイテムを続々と輩出中。
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