パターン２：インレット攻めのフォローは「カブラタ」で

続いてのパターンは、ガンクラフトのソフトベイトシリーズの中でも個人的に一番好きな「カブラタ」。

ガンクラフト公式「カブラタ」詳細ページはこちら

不均一なボディ形状により、各パーツが不規則なアクションを演出。僅かな水流にも激しく反応し強波動を発生し、艶めかしく誘ってくれる大好きなワーム。

ちなみに「カブラタ」とは、西日本の山林に生息する大型のミミズの意。その名の通りいわゆるドバミミズをイミテートしたルアーなのですが、やはり大雨後のドバミミミズパターンは紀ノ川でも強力です。

 

ここでのキモは、いわゆる使いドコロ。

ついつい大雨後のインレットなんて真っ先に投入したくなるものですが、先にご紹介したキラーズベイトのパターンの方が強力でデカバスを引っ張ることができます。

さらに、先に投入してしまうとチビバスが釣れてしまって、場を荒らしてしまうことに…。そこで、あくまでフォロー的に使用するというのがキモとなります。

 

ちなみに僕はカブラタを使用する際は７分目くらいの位置でカットし、切口側に1.3ｇのネイルシンカーを挿入したネコリグとして使用します。これを僕は「カブラタハーフ」と呼んでいます。

 

このカブラタハーフ、もちろんキャスト切れ防止のためにワッキーチューブを使用しますが、ちょうど２本の狭い方のラインが入っている部分にチューブを持ってくるのがベストポジション。

フックはノガレス／ワイルドモスキート・ダブルガードの1/0がベストマッチです。これならヘビーカバーの中に撃ち込んでも無事に生還するというのも特筆すべき点。

ちなみにこのカブラタハーフ、耐久性はめちゃくちゃ高く、何度も繰り返し使用できます。

個人的なオススメカラーは#777ラッキーブラウン。

このカラーとにかく実績が高いんです。紀ノ川にてロクマルも捕獲実績があります。また、なぜか他のカラーに比べて素材が少し柔らかく、よりなまめかしいアクションになります。

出典：ジェノクロス もっくんの 『GENOCROSS from 紀ノ川』