みなさんこんにちは。
ZPIプロアングラーの伊藤雄大です。
秋のこのシーズン。大活躍するルアーの一つにクランクベイトがあります。
クランクは大きさやリップの長さのバリエーションが多く、タイプによってタックルも変わってきます。
今回はクランクのタイプごとのベストなロッド選びを紹介します。
まずはシンプルに重さで考えよう
クランクベイトは5g前後の極小~30gを超えるマグナムクランクまで、重さは様々。
ロッドパワーに対してルアーが軽過ぎると、キャスト時にロッドが曲がらないので、ピンスポットへの正確なキャストがしづらくなります。
逆にロッドパワーに対してルアーが重過ぎると、ロッドがルアー重量を背負いきれないので飛距離が伸びません。
ロッドが振り回される感覚となり、アングラーも疲れてしまいます。
ルアーの重さに対して適正なロッドを選べば、疲れ知らずで正確なキャストを繰り返せるようになります。
・10g以下の小型クランク
・10~14gのスタンダードサイズ
・14g~マグナムのフルサイズクランク
と3つに分けてやると、ベストなセッティングが出し易くなります。
![](https://i0.wp.com/www.lurenewsr.com/lnr/wp-content/uploads/2020/09/2f3540860775cadc10b9854dd9c48848.jpg?resize=1080%2C1238&ssl=1)
雨の濁りにも強いマグナムクランク
+αで深度も気にしてみよう
クランクベイトはリップの長さによってどれ位潜るか、つまり潜行深度が変わってきます。
リップの短いモデルはシャロークランクと呼ばれ、浅場を攻めるのに適しています。
長いリップのディープクランクは深く潜るので、水深のあるポイントで有効です。
シャロークランクは巻き抵抗が少ない物が多く、ディープクランクはリップが水の抵抗を受けるので、巻き心地が重くなります。
そのため、重量級のクランクベイトでもシャロータイプであればロッドのパワーはそこまで必要なくなります。
逆に軽いルアーでもリップが長いタイプであれば、ロッドをワンランクパワーアップしたほうが扱いやすくなったりします。
重量と深度、二つの要素をミックスしてロッドを選べるとベストです。
![](https://i0.wp.com/www.lurenewsr.com/lnr/wp-content/uploads/2020/09/3ca30a82e86381766e944b364c38cc8d.jpg?resize=1000%2C750&ssl=1)
リップの長さで深度と巻き抵抗が変わる
軽量クランクセッティング
ロッド:アルカンセFM64L(プロトタイプ)
リール:アルカンセRG-C NS
ライン:アブソルートAAA 8~10ポンド
![](https://i0.wp.com/www.lurenewsr.com/lnr/wp-content/uploads/2020/09/64L.jpg?resize=750%2C1000&ssl=1)
Lパワーのロッドで繊細にプラグを操る
![](https://i0.wp.com/www.lurenewsr.com/lnr/wp-content/uploads/2020/09/6a2f09eadf0fb26e4bbefd506cbc402d.jpg?resize=500%2C500&ssl=1)
ラインはアブソルートAAA 8~10ポンド
RTO0.7(ラッキークラフト)
ピッコロ(エバーグリーン)
クローザー55F(ism)
![](https://i0.wp.com/www.lurenewsr.com/lnr/wp-content/uploads/2020/09/dd6340e4964b4d953281c9b2aef8057b.jpg?resize=1000%2C750&ssl=1)
小粒なクランク&シャッドプラグ
10g以下の小型プラグを快適にキャストするために、ロッドはLパワーをチョイス。
キャスト時に曲がってくれるロッドをセレクトすると、障害物ギリギリへのキャストもしやすくなります。
クランクだけではなく小型のシャッドプラグにも対応できるので、プレッシャーの高い人気フィールドやオカッパリでも頼りになるセッティング。
スタンダードサイズのクランク
ロッド:アルカンセFM65ML(プロトタイプ)
リール:アルカンセRG-C NS
ライン:アブソルートCB 16~20ポンド
![](https://i0.wp.com/www.lurenewsr.com/lnr/wp-content/uploads/2020/09/65ML.jpg?resize=750%2C1000&ssl=1)
しなやかさとパワーが共存する65ML
RTO1.5(ラッキークラフト)
ワイルドハンチ(エバーグリーン)
ディープX-100LBO(メガバス)
![](https://i0.wp.com/www.lurenewsr.com/lnr/wp-content/uploads/2020/09/83c3a6eb0174122e5569f6c4c08827ae.jpg?resize=1000%2C750&ssl=1)
出番の多いスタンダードサイズのルアー達
クランキングの王道ど真ん中を狙ったセッティング。
キャスト時にしっかり曲がるしなやかさと、ルアーの巻き抵抗に負けない強さのバランスがキモ。
~3mダイバーまでのクランクにも対応可能。
![](https://i0.wp.com/www.lurenewsr.com/lnr/wp-content/uploads/2020/09/ef079330d1b5444c0d9580c08b52f1a5.jpg?resize=1000%2C749&ssl=1)
春のシャロークランキングも定番パターン
ディープ&マグナムクランク
ロッド:アルカンセFM71MH
リール:アルカンセLS
ライン:アブソルートAAA 14~16ポンド
![](https://i0.wp.com/www.lurenewsr.com/lnr/wp-content/uploads/2020/09/71.jpg?resize=1000%2C1000&ssl=1)
ロングハンドルでオーバーヘッドキャストもラクラク
ディープX-200LBO(メガバス)
ショットオーバー5(ノリーズ)
ストーミーマグナム(ノリーズ)
![](https://i0.wp.com/www.lurenewsr.com/lnr/wp-content/uploads/2020/09/d31e3e895c3056bb40e4ffa420d2fd98.jpg?resize=1000%2C750&ssl=1)
フルサイズクランクとも呼ばれる
4m以上潜るディープタイプやマグナムサイズのクランクは巻き抵抗が強いので、ある程度パワーの有るタックルがベスト。
リールはギア比の低いモデル(ギア比5.6:1)を選ぶと、軽い力で巻き続けられる。
ビッグレイクやリザーバーの秋シーズンには外せないタックル。
![](https://i0.wp.com/www.lurenewsr.com/lnr/wp-content/uploads/2020/09/a0b54b264c6b8aed0ec15c526aa7f6c8.jpg?resize=903%2C1000&ssl=1)
秋の高滝ダムでキャッチしたグッドサイズ
巻きの釣りはタックルセッティングが命。
バッチリキメて秋の巻き物シーズンを楽しんでください。
ZPI公式アルカンセロッド詳細ページはこちら。
ZPI公式アルカンセリール詳細ページはこちら。
ZPI公式YoutTubeチャンネルで最新動画を続々公開!
イイネ&チャンネル登録お願いしますm(_ _m)
![](https://i0.wp.com/www.lurenewsr.com/lnr/wp-content/uploads/2020/07/d2ea8eac6674b20a05e99dbdec38fb28.jpg?fit=1024%2C683&ssl=1)
伊藤 雄大(Yudai Ito) プロフィール
![](https://i0.wp.com/www.lurenewsr.com/lnr/wp-content/uploads/2020/06/ZPI-black-logo.jpg?fit=1024%2C549&ssl=1)