少し前に天龍の人気ライトゲームロッド「ルナキア」にショートレングスの「53」が加わるとお伝えしました(発売時期など詳細は未定)。
そこでご紹介の通り、天龍フィールドテスター蔵野雅章さんがルナキア53で尺を含むアジをキャッチしてくれたわけです。
もちろん使用ロッドは53だけではありません。実釣にて駆使したのはルナキアの58(LK582S-LS)と63(LK632S-LMLS)。
今回は58の魅力を改めてお伝えしたいと思います。
ルナキアLK582S-LS
ルナキアLK582S-LSのスペックは以下の通り。
LENGTH (ft) |
アクション | ルアーウエイト(g) | ライン(lb) | PE (号) | 自重(g) | 価格 |
1.72[5’8″] | EXF | MAX2 | MAX2.5 | MAX0.3 | 52 | ¥35,000 |
天龍公式 ルナキア詳細ページはこちら
追加予定の53を除く現行モデルでは、最もショートレングスの58。
超繊細なカーボンソリッドティップを搭載し、海中の情報が非常に分かりやすい機種。
居食いバイトが取れる
1g前後のジグ単では、特にこの機種の操作性と感度を堪能できるかと思います。
そして、「分かりづらいアタリが取れる」のが特徴的で、小さなアタリを掛けていくにはもちろん、小さなアタリより小さなアタリ(笑)を伝達して聞きアワせるように食わせることができるロッド。
具体的には居食い系のバイトが非常に分かりやすい。
ボトム付近で、例えばゴカイなどを食べて「コツン」というよりティップがわずかにフッと戻るような、そんなアタリを感じ取ることができ、また聞きアワセでかけていける調子。
操作している時はシャキッとした感覚なのですが、実際に掛けるとスムーズにカーブを描くブランクスで良型でも無理せずジワリと浮かせてくれます。
また、その感度の高さから、潮に乗せながら中層の小アジを避けてひとつ深いレンジにいるサイズアップのアジを狙うこともやりやすいと蔵野さん。
例えばオーソドックスにあらゆるフィールドでジグ単を使って掛けていく釣りであれば、LK632S-LMLSの方が扱いやすい。
ただ、居食いなど違和感程度のバイトを感じ取りたいなら58には心強いですよ!
リール:160g以下
ジグヘッド単体(1g以下)
モノフィラ(1~3lb)、リーダー(フロロ3~5lb)
スプリットショットリグ(~2g)
モノフィラ(1~3lb)、リーダー(フロロ3~5lb)