具体的な釣り方
僕がご紹介するワカサギベイトのワカサギパターンは、死んだ、もしくは死にかけているワカサギをイミテートすること。
なので口を使うのは、ステイ中(デッドスティッキング時)になります。つまり動かさずにシルエットで喰わせるということ。フローティングしか使わないのもこれが理由です。
ただし、魚に気付かせるということも重要で、荒れてる時はただ巻きで気付かせてステイ。そこまで荒れていないときは、ステイ→軽く2回ほどトゥイッチを入れる→ステイ。
これが基本となります。“見せてなんぼ”の釣りなんで、ジッと我慢することも大事なんですよね。
ちなみにワカサギがいるポイントなら、狙う水深は30センチから10メートルオーバーまで。ディープにいる魚を浮かせられるルアーパワーがあります。
バイトの出方は、完全にワカサギだと認識しているのか、激しいドルフィンバイトがほとんど。ショートバイトの時はトゥイッチを入れて、スイッチを入れるとガッツリ本気食いします。
このやり方で釣れる魚は50〜60㎝前後がほとんどです。死んだワカサギを好んで喰うのは大型だけ?なのかもしれません。
実績の高いお気に入りカラーは視認性の高い「オーロラピンク」「トロピカル」。
晴れた日だとクリア系のカラーの方が効く場合もあります。
タックルセッティング
僕が使用しているロッドは「サイドワインダー HGCS-63LFラピッドフッカー RAPIDHOOKER【deps】」。
Length:6’3” 1piece
Lure Weight:1/32~1/4oz
Line:3~6lb
Action:Light Fast Taper
Grip Length:283mm(Grip脱着不可)
自重:約99g
ライトジグヘッドのイメージのあるラピッドフッカーは、取り回しの良さが特長のロッド。ワカサギベイトを使う際、ショートバイト時に細かいアクションを入れるにも適しています。
また、ルアーを浮かせることが重要なこの釣りではラインはPE0.6号を使用。リーダーフロロ6ポンドを1ヒロ(約150㎝)ほど取っています。
ハマればエグい釣果を叩き出す、少し特殊な琵琶湖のワカサギパターン。ただし、デッドスティッキングでバイトしてくるという事実はルアーパワーがあってこそ。ワカサギレイクなら試してみる価値はあるんじゃないでしょうか。