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【伊東由樹のメガトレンド最前線!】3TIMES「IFデザインアワード」WINNER 伊東由樹にNEWデストロイヤーの全貌を直撃インタビュー!【第3回】

連載:伊東由樹「メガトレンド最前線!」
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バット部の裏面にレタリングされている「サブネーム」の色が、機種ごとに違うのですが、ロッドのチョイスを色別に分類し、ロッドセレクトのガイドラインにもなっているのでしょうか。

そうですね。初代デストロイヤーは、それぞれの機種が見た目のデザインが違い、一目でこのロッドはどんな釣りに対応するのかが連想できるカタチでした。NEWデストロイヤーでは、こうした視覚による直感的なロッドセレクションを受け継ぐことにしました。

NEWデストロイヤーでは機種ごとには外見上の意匠性に大きな差異はありませんが、メソッドごとにサブネームのレタリングのカラーを変えています。例えば…トップウォーターは、新緑に萌えるリザーバーのオーバーハングをイメージして「ライムグリーン」、ボトムコンタクト主体で使うロッドのサブネームには「ダークブラウン」、エクストリームな釣りには、「ジアロ(黄色)」という風に。

いわば、ロッドセレクションの指標として、手にしたロッドがどんな釣りを想定してエンジニアされているのかが視覚的に判る仕組みです。

逆に、オープンウォーターで大空の下、爽快なファストムービングの釣りをするためのモデルをお探しの場合は、サブネームの色が「ベビーブルー(青)」でレタリングされた機種を選べばいいです(笑)。

 

まあ、あくまでも私の「直感的なイメージング」によるロッドの「セレクションガイド」ですが、感性はヒトそれぞれなので、釣りを「色」でイメージングなんて、私だけかもしれませんが(笑)。

 

テストに長くかかわってきたプロアングラーの皆さんからは、「一見、同じように見える機種でもサブネームの色が違うので、ボートデッキに複数のデストロイヤーを並べて釣りいるとき、慣れてくるとブランクの根元を見れば一発でロッドに適したパフォーマンスが連想できるから即座に必要なメソッドに対応するモデルが手に取れる」…と評判が良いです。

こうして新世代のデストロイヤーは初代がそうだったように、直感的なダイレクタビリティを追求しています。ロッドとアングラーの双方のパフォーマンスを引き出して高め合う、ロッドとアングラーが融合して発揮される極限のパフォーマンスがもたらす圧倒的な釣りを実現させるためです。

NEWデストロイヤーは、次世代のエンジニアリングを積極的に先行導入していますが、デストロイヤーの長い歴史を大切にしながらもそれに縛られることなく、新たな技術的チャレンジと伝統的なメガバスのロッドクラフトの極みにも踏み込み、NEWデストロイヤーの姿として表現しています。

エキスパートアングラーに圧倒的な優位性をもたらす釣りを提供する、現時点で最強のバスロッドだと確信しています。(つづく)

 

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出典:YouTubeチャンネル「Megabass Channel」

第1回・第2回の記事はこちら

【伊東由樹のメガトレンド最前線!】2020年生まれ変わるNEWデストロイヤーの全貌を直撃インタビュー【第一回】

【伊東由樹のメガトレンド最前線!】2020年生まれ変わるNEWデストロイヤーの全貌を直撃インタビュー【第二回】

 

メガバス(Megabass)

1986年8月15日設立、静岡県浜松市を拠点とするルアーメーカー。デストロイヤーをはじめとする各ロッドシリーズ、各種バス、ソルトルアー、リールなど、あらゆるフィッシングタックルを輩出。 同社のCEO伊東由樹氏はアングラー、そしてルアー、ロッドデザイナーとしても有名で、同氏の手掛けるタックル&ルアーは実釣力の高さに加え、優れた機能美、造形美を放ち、国内外で高い評価を受けている。

 

 

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