何もないド中層で…
もともとは霞ヶ浦タマネギ巾着攻略用の「網のようなカバーも横倒れ無しで通せること」が重要なポイントだったが、そして当初は「ジンクスミニ」のブレードを流用し、群れのパワーを表現していた。

2018年の開発開始時期は、スピナーベイトのブレードを流用していた。しかし、4枚のハーモナイズが強すぎて、ダダ重いパワースピナーベイトになってしまい、そこにアラバマ系のDNAは宿らなかった…
ところが、ある取材事前調査でクリアウォーターのリザーバーを訪れた折、通常のスピナーベイトブレードより格段に小さいブレードを組合せてみたところ、驚いたことに水深無視の完全なド中層から、どこから沸いて出たのか異次元の喰い上げバイトが続発したのだ。
それはカバーコンタクトを強く意識するスピナーベイトで狙うバスとは対極の「何もないド中層」で、「何にもコンタクトしない」でバイトを誘う能力だった。

元々は霞ヶ浦のタマネギ巾着攻略用として対カバー回避力をメインに開発していたが、途中から秘めたアラバマリグ系DNAの力に気が付くことに…そこからブレードは次第に小さく、細くなっていく
それはまさに「アラバマ系リグ」がもつ「集合体」、「塊」としての何かが「ヘルターツイスター」にも備わっていることに気付いた瞬間だった。

クリアなリーザーバーで、全く予期しない水深無視のド中層からバスが連発し、新鮮な驚きを感じた2019年夏。 コンタクト重視のスピナーベイト系から、ド中層喰い上げ重視のアラバマ系へと、真逆のコンセプトへと変遷していった…
アラバマ系リグの本質に迫る!
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