Gary YAMAMOTO KUT TAIL WORM
続いては「カットテールワーム」です。
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4″KUT TAIL WORM (4″カットテールワーム)
こちらも定番中の定番ですね。いろんなリグやシチュエーションで釣れますが、特に夏の間はノーシンカーで大活躍のカットテールワーム。しかし、この時期はワッキーがけノーシンカーという夏定番の使い方ではありません。主に使うのは同じボディー中央にマスバリをかけたワッキースタイルですが、リグはダウンショットです。
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フックを刺す位置は写真を参考に
ちなみに、ワッキー掛けのダウンショットで使うのは主に3.5~4インチ。
後述しますが、この釣りは「バスに気付いてもらう」ということが前提。大きいサイズの方が気づきそうなイメージですが、小さい方がボディに“張り”が生まれ、強く水を攪拌ししっかりアピールできます。大きいサイズだと“ダルン”とナチュラルなアクションになり、この釣りには不向きと言えるでしょう。
アクションはボトムにつけてひたすらシェイク。振りの強弱は気を使わずとにかく揺らしてワームがくねくね動いていればバスが発見して口を使ってくれます。ひったくるようなバイトが出るのが特徴です。
横の動きももちろん効くのですが…この釣りは少し例外。というのもマスバリを使用するため、あまり横方向へ動かしすぎると根がかりの原因になるからです。気付かせることができれば、一か所で誘う感じで十分釣れます。特に、私のよく通っている亀山ダムでは10月ごろのディープ攻略に圧倒的な実績があります。
こちらも4″カットテールワームでは67色と、豊富なカラーラインナップが魅力。
豊富なカラーラインナップの中から、特にこの使い方でオススメのカラーは「#020 ブラック(ソリッド)」。これを中心に濃いカラーのものをチョイスしてください。
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#020 ブラック(ソリッド)
濃いカラーを選ぶ理由はとにかく気付かせたいから。アクション、カラーともにバスに気づかせることがとにかく大切です。
ちなみにリザーバーや野池などでのオカッパリなら、このリグを沖へロングキャストしてみてください。ダウンショットのリーダーは20㎝くらいで根がかりのしやすさなどで変えてやるとよいと思います。
ロッド:KOMCKUSION KOMS -64LS
リール:Revo MGXθ2000SH
ライン:ザルツ・バスハード3LB
ルアー:4″カットテールワーム、3.5″カットテールワーム、M2フック#6、シンカー2.7g
Gary YAMAMOTO LEG WORM
秋のおすすめゲーリーワーム3種類、外せないのはやはり「レッグワーム」です。
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2.5″LEG WORM (2.5″レッグワーム)
秋と言わず年中釣れるワームなのですが、ベイトフィッシュを意識したこの時期、外すわけにはいかないアイテムだと思います。
使い方はもちろんダウンショット。レンジはシャローからディープまでどこでも狙えます。見える杭や護岸、沈んでいるオダやハードボトムなどのストラクチャーへタイトにアプローチし、フリーフォールでボトムについたらそこから横方向へシェイクやずる引きで少し誘ってやります。
まだ少し夏を意識したバスはこの季節の過渡期にはストラクチャーにタイトについています。そこから離れていくような横アクションに思わず追い食いしてきます。
レッグワームは2.5インチ、2.9インチともにこの時期は有効で、タックルによってチョイスしてください。
2.5″レッグワームは46色のカラーラインナップ。
やはりこちらも様々なシチュエーションで使える”豊富なカラーバリエ”は特筆すべき点。
私の中では、シャッドをイメージしたカラーである「#306 ナチュラルシャッド/レインボー&ゴールド&ブラックフレーク」が特にこの時期に実績があります。
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#306 ナチュラルシャッド/レインボー&ゴールド&ブラックフレーク
スピニングタックル
ロッド:Fantasita STUDIOUS FNS-60ULS Consequence
リール:Revo MGXθ2000SH
ライン:ザルツ・バスハード4LB
ルアー:2.5″レッグワーム、シンカー2.7g、LOフック#3
ベイトタックル
ロッド:Fantasita STUDIOUS FNC-65M Behavor(旧モデル)
リール:RevoLTXBF8
ライン:ザルツ・バスハード8LB
ルアー:2.9″レッグワーム、シンカー3.5g、LOフック#2
秋のキーは「横の動き」
どのワームも超定番アイテムで、使ったことがある方も多いかもしれません。
でも、使ってみたシーズンは「秋」でしたか?
横方向の動きに反応が良くなる秋こそ、改めて使い直してみる価値はあると思いますよ!