【今激アツのパターンを大公開】南湖と北湖で絶好調!永野総一朗イチオシの旬の釣り方について詳しく解説!
朝夕の気温も下がりはじめ、水温も26度に低下。いよいよ琵琶湖も秋へ突入しました。
そんな琵琶湖の今を今回はお伝えしていきます!
南湖ではワカサギパターンが絶好調
まずは、私も大好きな南湖から。
南湖で今欠かすことができないのは、浚渫エリアのワカサギパターン。
木の浜・下物の一部には、これでもかというくらいワカサギの群れが入っていて、そんなエリアではワカサギを模した表層I字、ジグヘッド、ネイルリグなどの中層~表層の釣りがマストとなっています。
昨年から特に南湖へ沢山流入してきたワカサギ。
このワカサギ、個人的にやっかいだと思うのがワカサギを食っているエリアでは、「ボトムの釣りで釣れなくなる(ジグ・テキサス・ネコリグなどボトムズルズルではまず釣れない)」、「強い波動で釣れなくなる(クランクやスピナーベイトなどの、強い波動でワカサギの群れを巻いてもなかなか釣れない)」となり、いわゆる「これまでの琵琶湖の釣り」が一切通用しません。
アラバマはまだ釣れるようですが、“ワカサギが居て、バスもいるんだったらどうにか食うだろ!”と、私も沢山試しましたが、ワカサギエリアに関しては上の2パターンでは本当に食わない!
そう、ワカサギにはワカサギの釣り方があります。
下物エリアでのワカサギパターン
今回は下物エリアについて説明します。
下物に関しては、群れ上のI字や群れ中のジグヘッドミドスト、そしてボイル撃ちがメイン。
私はミドスト&ボイル撃ちを軸としてやっておりました。
やり方はまず、群れを探して群れの真上にボートを置くことから始まります。
回遊魚のワカサギですが、ウロウロしているスポットもあれば一か所に固まっているところもあります。
固まっているところに上手くボートを置くことができると、魚探にはワカサギが常に映っている状態となり、基本的にボートの周り、キャストの届く範囲でボイルが起こりやすいです。
しかし、今はこの「群れの上」のボートポジションが南湖では取り合いとなっているため、簡単ではありませんが。
ワカサギパターンで激効きなルアーとは?
使用しているルアーは、「スタッガースティック3.3in」【ハイドアップ】のジグヘッドリグに「フッキングマスター ジグヘッド ゲンテン」(1.8g)(#2)【ノガレス】。
数量 | カラー | 本体価格 |
8本入り | 10色 | 800円 |
ハイドアップ公式「スタッガースティック3.3in」詳細ページはこちら
これを通常の刺し方でなく、スリットが横を向くように縦刺しにします。
すると、「スタッガースティック3.3in」がロールするようになるのですが、下物のバスはとにかくこのロールがキーで、ロールに対して強く反応する印象でした。
ボイルがあれば、そこへ向かって投げてロッドを小刻みに振りながらとにかくロールさせてゆっくり引くと、ルアーがギューンともっていかれるイメージ。
ボイルの無い場合は群れの周りでカーブフォールシェイク。
ミドストというよりは、着水時からあまりハンドルを巻かずロッドを振り、ロールしている状態でボトムまでカーブフォールさせる感覚です。
その場合タックルがかなり重要。
「マッカレッド」(61XULST)【ハイドアップ】(MACCAシリーズで一番柔らかいロッド)
「ステラ2500HGS」【シマノ】
「ガノア アブソルートAAA [フロロカーボン]」(3~4Lb)。
の組み合わせが自分ではベストでした。
ロッド先が勝手に揺れるほど柔らかいソリッドティップのロッドに、ライトラインを組み合わせることで、軽いリグでも飛距離が出て振っていても疲れないわけです。
今回の夏~秋の機に、だからミドスト専用ロッドは存在するんだなと、改めて実感しました。
ワカサギを追っていないバスに対してはフリーリグが効果的
ただ!じゃあワカサギを追わなければ釣れないのかと言われればそうでもなく、ワカサギと真逆にあるのが同じ下物浚渫エリアでのフリーリグパターンです。
冒頭でも書いたようにワカサギのいるエリアでの釣りは基本的にボトム無視ですので、穴のフリーリグパターンは「ワカサギのいない穴、近くにもいない穴」を主戦場とします。
使うのは、「スタッガークロー4in」【ハイドアップ】の7gフリーリグが今のところ戦果大。
品名 | サイズ | カラー | 数量 | 本体価格 |
スタッガークロー | 4in | 10色 | 5本入 | 850円 |
ハイドアップ公式「スタッガークロー4in」詳細ページはこちら
使用タックルは、
ロッド:「マッカレッドシグネイチャー」(611MHST)( 65MHST/RS)【ハイドアップ】
リール:「20メタニウムMGL XG」【シマノ】
ライン:「ガノア アブソルートAAA [フロロカーボン]」【バリバス】
リグ:「スタッガークロー4in」【ハイドアップ】
「フッキングマスター リミテッドエディション ヘビークラス」(#2/0)【ノガレス】
「フリーリグシンカー」(7g)
ボートポジションを穴の外(浅い方)にとり、リグを穴の中に投げ入れます。
穴の中からボトムを離さないようにずる引き、穴の壁(具体的には穴の壁に生えたカナダモ)に対して当てにいくようなイメージで引きます。
そう、壁ドンパターンですね。キモはデッドスロー。
とにかくボトムを感じながらリグを浮かさないよう、ゆっくり。
今、穴の深いところにカナダモを見つけておくと、これから寒い時期に向けてどんどん良くなってきます。
この釣りで釣れる穴は、あまりベイトが穴に映りません。
というかベイトは気にせず、とにかく穴を回っていって良い壁のカナダモを見つけることがかなり重要ですよ!
繰り返しますが、逆にワカサギいたらこの釣りは釣れませんので悪しからず!
私もガイドで使っていますが、同じ福岡県出身、後輩ガイドのBUJUガイドサービス、伊藤氏がやたらと釣っています。
ワカサギパターンに負けるな!と言わんばかりにガムシャラに頑張っています。
ボトムの釣りでズバシ!と釣りたい方は是非ガイドをお願いしてみては!気になる方はインスタを覗いてみてください!
bujuガイド伊藤氏のインスタグラムはこちら!
北湖の激アツパターンとは?
そして!北湖でのパターンは現在ヘビキャロ&ジジル。
ヘビキャロは沖島周りの8~10mを狙い、ボトムにモヤモヤとベイトが映るレンジでビューン!!
と投げて、ゆっくりズルズル引くだけ。
非常に分かりやすい釣りです。
20㎝クラスから50オーバーの狸バスまで釣れる釣り。
同じエリアでライトリグを入れれば数釣りもできます。来たら大きいのはヘビキャロ。
簡潔ですが、タックルも紹介しておきます。
ロッド:「マッカレッド」(80XH)【ハイドアップ】
リール:「20メタニウムXG」【シマノ】
ライン:「ガノア アブソルートAAA [フロロカーボン]」16Lb【バリバス】(リーダー12~14Lbを70㎝程)
リグ:「スタッガーオリジナル3.5in」【ハイドアップ】(水がキレイなのでクリア系がGOODです)
もしくは「スタッガークロー4in」【ハイドアップ】
「フッキングマスター リミテッドエディション ヘビークラス」(#2/0)
「バレットシンカー」(18g)(5/8oz)
品名 | 数量 | 本体価格 |
スタッガーオリジナル3.5in | 8本入り | 850円 ソルトカラー(非Feco) 840円 |
ハイドアップ公式「スタッガーオリジナル3.5in」詳細ページはこちら
秋本番、南湖・北湖と楽しめる琵琶湖です。
どちらにしても浚渫エリアやディープなど6~10mのレンジが今のメインとなっています。
是非、皆さんも紹介して釣り方を参考にしていただいて実践してみてくださいね!
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