弱点を樹脂化で克服できた!?

その流れが、今年2月のフィッシングショー大阪で発表し、このルアーニュースクラブR（LNC/R）でも公表した「アベンタRS」のフルサイズ樹脂化モデル、「アベンタRSR」の存在である。

しかしながら、LNC/Rでの公表以来、とんと情報公開がなくなった「RSR」、実はこの半年、どうしても「アベンタRS」のスーパーデッドスローに勝つことができず、開発が頓挫していたのである。

今年のフィッシングショーで公開、LNC/Rで詳細報告したフルサイズの「アベンタRSR」。実は2月以降、開発が頓挫していた…理由はやはり後方リアウィングにする以上、「RS」の名に相応しい究極のスーパーデッドスローを実現したかったからだ

飛距離と飛行直進性、金属反響サウンド、頑丈さと均一性は「アベンタRS」を完全に凌駕したが、やはりスーパーデッドスローとピッチで「桐ウッド」の「アベンタRS」には及ばなかったのである。

「アベンタRS」を樹脂化する以上は、最低でも「アベンタRS」と全く遜色ないスーパーデッドスロー、いや、サイズと重量比で言えば「アベンタRS」を凌いでほしい気持ちがあり、ショーの「アベンタRSR」では、まだ納得が行かなかったのである。

「アベンタクローラー」の釣れる重要なキモになっているのが、金属接触サウンドを出すオリジナルの羽根止め金具。この金属音は想像以上に重要に感じている。プラボディのメリットはその金属擦過音が空洞効果で最大限発揮されることだ

「アベンタRSR」が意外なカタチで驚異的な進化を遂げた！詳細は次ページで