ベイトフィネスアジングのラインセレクト
ベイトフィネスの場合、リーダーはバニッシュレボリューションの7lbが基準。
繊細なアジングにおいては、タックルはより軽く高感度になり、ラインも極細を使用する昨今のアジングからすると、「ちょっと太すぎるのでは?」と感じるハズ。しかし、ベイトフィネスでは、なんとリーダーは10lb!実はアジはこれで全然釣れるのです!
リーダーの太さでリグのフォールスピードもコントロールできるので、スピニングよりやや重めのウエイトのリグを多用するベイトフィネスにおいては、ラインをあえて太くし、ラインの抵抗でフォールスピードを落として、繊細にアジに口を使わせるのが目的。リーダーが太いことで、もし大型の青物が掛かってもランディング率がグッと高まるメリットもあります。
●楽しさ重視、タックル1 5.5フィート
ロッド:Eradicator Baitfinesse EBTC-EBTC-55ULT-ST
ライン:Berkleyスーパーファイヤーライン・ウルトラエイト 0.5号(プロト)
リーダー:バニッシュレボリューション7lb
●楽しさ重視、タックル2 7.7フィート
7フィート7インチのセミロングレングスのベイトフィネスモデル。スローテーパーながら、シャキッと軽く高感度。1g前後の軽量ルアーもロッドの弾力を活かして遠投し易く、バックラッシュもしにくいモデル。ジグ単からプラグ、マイクロジグまで使えるルアーが多く、汎用性が高いのが特徴。
ロッド:Eradicator Baitfinesse EBTC-EBTC-77ULT-ST
リール:Revo ALC-BF7
ライン:Berkleyスーパーファイヤーライン・ウルトラ8 0.8号
リーダー:バニッシュレボリューション10lb
●楽しさ重視、タックル3 繊細なスピニングタックル
ロッド:Abu Garcia Realfinesse ERFS-73SULT-ST-TZ
リール:Abu Garcia Revo MGX Θ 1000S
ライン:Berkleyスーパーファイヤーライン・ウルトラエイト 0.5号(プロト)
リーダー:Berkleyバニッシュレボリューション5lb
ルアー:バヒッド55、マイクロジグスリム3g、シンキングペンシル(プロト)、ショッティー1.8g + ベビーサーディン2インチ、ベビースクイッド1.8インチ
リアルフィネスには全モデル業界初となる超々高弾性カーボンの55tのをルアーロッドに採用されています。一般的に鮎竿などにしか使用されない超高価で超高感度なこのカーボン素材を初めてルアーロッドに採用し、感度向上を実現しています。さらに最新のナノアロイという素材で強度も改善していますよ。
スローテーパーアクションのメリットとデメリット
メリットは、軽いルアーが投げやすく、キャストフィールが気持ち良い。バックラッシュも起きにくい。また魚を掛けてからも満月状に曲がるので満足度が高い。
デメリットは、水深が10mを越えるような深場は向かない。強風時はロッドが煽られやすく不向き。消波ブロックなどの穴撃ちには不向き。
プラグでアジングを楽しむ!
アブガルシア発のライトゲーム用プラグとして開発しました。商品名はウオペン。
シンキングペンシルのウオペンでサーチしていきます。使い方は水面直下のただ巻き(デッドスロー)が基本ですが、流れがあるところではドリフト、ボトム付近ではリフト&フォールがメインとなります。
アジがプランクトンなど細かいものを捕食している時より、イワシなど小魚など捕食している時に有効になります。
ウオペンは、シンペンとしては重量を押さえつつ、飛距離と姿勢を安定させ、超低速リトリーブと水平フォールアクションを可能にした絶妙なウエイトバランス。アクションを加えると水中ドッグウォークやワーミングに近いプラッキングが可能です。
エビペンは、小さなプラグでよくあるアクションのしづらさを極力排除した容易な操作感、点で誘える首ふりアクション。誰でも簡単!高速トゥイッチでの水面を逃げ惑うエビのようなアクションも魅力です。
ウオペンを流れの中にドリフトさせての渾身の1尾。
サイズは尺にはあと一歩及ばない泣き尺サイズかな。
アジはアジでも巨大化するロウニンアジの子供メッキ。
このメッキ以上のエバサイズとも呼べるアジがウオペンにバイト!
ロッドはプロトのためモザイク。アングラーは一般の方で内山くん。尾鷲に住んでいる若手アングラー。テストに三重に行った際、彼にもプロトロッドを使って頂きました♪
マイクロジグはアジ以外にも様々な魚種が反応を示してくれます。
これからの時期、青物の回遊もよく見られるようになってきます。
ここまで、わたくしトモ清水流のいろんなアジングの楽しみ方をご紹介してきました。
たくさん数をキャッチするアジングも楽しいですが、今回提案したスタイルもまた楽しく、1尾の価値を上げてくれます。
多少マニアックかもしれませんが、進化しているタックルがあるからこそ、楽しめるアジングスタイル。ぜひ、みなさんにも体感してほしいと思います。