今江克隆のルアーニュースクラブR「ハイプレ場攻略のヒントがある!最新トーナメントの最釣ウイニングパターンを紹介」の巻 第1015回
旧吉野川でのウィニングパターン
今回のデス野川(旧吉野川)でのウィニングパターンは、当初はギルロイド兄弟でのサイトだったそうだが、台風前の放水による急減水で急遽パターン変更。「スキニーイールクローラー兄弟(3インチ&4インチ)」のネコリグドリフト釣法で、今のデス野川としては驚異的な3尾3900gで完全優勝だった。
もはやトーナメントの究極兵器的存在になっている「スキニーイール(兄弟)」だが、カメハルの使い方は興味深い。
「スキニーイール(クローラー)」のネコリグを流れに乗せてドリフトでオーバーハング奥に流し込み、なんと驚きの「10分間放置」で釣っていたそうだ。
なんともハンパない放置プレーだが、一見何もしてないようでこれには種がある。
「スキニーイール」のドリフト放置は、流れ着いた反転流スポットで弱い流れを全身に受けることで、わずかなテンションをラインに与えることで全身が震えるように動き続けることがある。
極細の「スキニーイール」が異様に釣れる理由は、ボディ素材の「張り」と「均等な太さ」と「長さ」の黄金比率にあり、そのバランスで絶妙な全身バイブブレーションが発生するところにあると思っている。
プラでの「ギルロイド」パターンとは対極となる激フィネスでも優勝を飾れる力が、カメハルの柔軟性とセンスを感じさせる優勝だった。
さらに東条湖でも!?
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