こんにちは!横浜アイランドクルーズ船長の須江一樹です!
残暑が厳しく、まだまだ夏本番かのような暑さの東京湾ですが、確実に水の中には秋が訪れつつあります。そこで今回は、これからハイシーズンを迎えるシーバスを中心に、チニングとマゴチ、青物と4つの釣り物をお伝えしたいと思います。
①:シーバスゲーム
まずはシーバスから!秋は東京湾ボートシーバスのハイシーズンとされているシーズンです。
例年は10月半ばから12月後半までとされているハイシーズンの期間ですが、去年は9月初めに始まっており、今年に関してはなんと8月後半に始まってしまいました。ここでいうハイシーズンとは、コノシロパターンの始まりを指します。コノシロパターンとは、20センチを超えるコノシロ(コハダの大きくなったもの)を捕食している大型のシーバスをビッグベイトや大型のトップウォーターで釣る釣りで、東京湾ボートシーバスの代名詞となりつつある釣りです。
そんなコノシロパターンのビッグベイトの釣りに今年ものすごく期待したいルアーがHIDEUPから登場します!その名は「N-GREEDIE(エヌグリーディー)」です。
HIDEUPスタッフ乃村さんが開発したルアーで、日本全国はもとより国外でもテストを重ねた魚種問わずオールマイティに釣れるルアーです。全長10センチと本来ビッグベイトと呼べる長さではないものの、ウェイトは43グラムあり、手に取ってみると10センチとは思えない存在感の有るルアーで、10センチながらビッグベイトと呼ぶことのできるルアーだと思っています。
コノシロパターンのビッグベイトの釣りで、非常に重要なファクターとなっているのはレンジです。
コノシロのレンジに合わせてルアーを使い分けることでシーバスのヒットを誘うのがコノシロパターンのビッグベイトの釣りですが、N-GREEDIEはミノーアイとバイブレーションアイの2つのアイを備えており、アクションはもちろんですが、アイで潜行深度を調整することでシーバスのレンジに合わせることが出来ます。
ミノーアイで1m、バイブレーションアイで2.5mの潜行深度となり、浅めのレンジを攻めたいときはミノーアイ、深めのレンジを攻めたい場合はバイブレーションアイを使用します。鼻のアイにクイックチェンジシンカーをセットすることで、さらに深いレンジを攻めることも可能です。
ビッグベイトに反応が悪いタイミングには、昨年からハイシーズン問わずボートシーバスの強力な武器になっている「HUミノー111S」が有効です。コノシロパターンはすべてがビッグベイトで完結できる訳ではありません。ミノーが有効な場面ももちろん存在します。
使い方としては、ジャークやトゥイッチなどのロッドアクションももちろん有効ですが、基本的にはタダ巻きがメインのアクションです。比較的ゆっくりとしたタダ巻きを中心に1キャストの中に1回か2回、ストップや早巻きなどリトリーブスピードの変化を加えてシーバスのバイトを誘います。
カラーは上から「ファットコノシロ」「チャートバックオレンジベリー」「グリーンチャート」がおススメです。
オールマイティなのはファットコノシロ。また、コノシロだらけの群れの中で釣りをする場合はチャートバックオレンジベリー。そして、濁りが入ったりとにかく群れの中で目立たせたいときはグリーンチャートというイメージで使用。
ちなみに「ルアーが目立って不自然だから喰わない」と感じたことはコノシロパターンでは僕的にはありません。とにかくルアーは目立った方がバイトは得られやすいと感じています。
■N-GREEDIE用
ロッド:HIDEUP HUMRC-77MH-5
リール:tailwalk WIDE BASAL 81R
ライン:VARIVAS アバニ ジギング パワーブレイドPE x4 #3
リーダー:VARIVAS ショックリーダー [ナイロン]40lb
■HUミノー111S用
ロッド:HIDEUP HUMRS-72ML-2
リール:tailwalk SPEAKY 3000HGX
ライン:VARIVAS アバニ シーバスPE マックスパワー X8 ステルスグレー 1.2号
リーダー:VARIVAS VEP ショックリーダー [ナイロン]25lb