2020年O.S.Pから新たに登場したバックスライド系ワーム、「ドライブショット4.5in」。
名作ワーム「ドライブスティック」の基本性能を受け継ぎながら、バックスライドで更にカバーを攻略できるように改良されたワーム。バックスライド系ワームということでモチロン、狙うエリアはカバーやシェード。
9月に入ろうとしてるとはいえ、まだまだ暑い日が続くので出番が多そう…。
そこで、実際にO.S.Pのプロスタッフの方はどういった使い方をしているのか? 気になるので今回、「ドライブショット4.5in」で最近イイ釣りをしている、折金一樹さんに色々話を伺いましたので、紹介していきたいと思います。
折金 一樹(kazuki orikane) プロフィール
ドライブショット4.5in【O.S.P】
サイズ | カラー | 数量 | 本体価格 |
4.5in | 10色 | 5 | 880円(税抜) エコトーナメント対応モデル(Fマーク有) |
O.S.P公式「ドライブショット」詳細ページはこちら
実際使ってみてどうだったか?
まず、折金一樹さんに、”実際使ってみてどうだったか”を聞くと、とてもボリューミーでフォールアクションも良くてメチャ気に入ってますとのこと。
フォール中にボディのアクションとテールのアクションが上手い具合に連動し、生き物っぽい動きをするのでバスが居れば簡単に口を使わせることができると絶賛。
実際に、折金一樹さんのYouTubeチャンネル「オリキンちゃんねる」でも「ドライブショット4.5in」を駆使して霞ヶ浦水系でデカバスを釣っていて、その時の様子についても色々説明していただきました。
実際にデカバスを釣ったエリアは霞ヶ浦の流入河川。普段生えている水生植物が刈られていたことで、ボトムは何もなくツルツルな状態で、バスも中々口を使ってくれない状況。
そんな厳しい状況の中、「ドライブショット4.5in」を使って足元のエグレを撃ち、着水してから張らず緩めずのフォールで見事デカバスをキャッチ!
シェード攻略でドライブショット4.5inを使う理由
次に尋ねたのが、”シェード攻略でドライブショット4.5inを使う理由 ”。
ラバージグやテキサスリグなどがある中、何故「ドライブショット4.5in」を使うのか? その回答は、夏バスは動きが遅く、狭い中でシッカリスローに誘えてバイトチャンスをたくさん得ることができるから。
またシェードでも、ただ影を狙うのではなく何か狙うべきイイ要素があるトコロにアプローチすることが大切!
具体的にオーバーハングで例えると、オーバーハング+カレントや、オーバーハング+地形変化。
アシ際などでは、アシが倒れているトコロや出っ張っている裏がシェードになので、そのような変化が狙い目。
因みに折金一樹さんは、オフセットのスナッグレス性を活かせるので、ブッシュカバーを狙うことが多いとのこと。
どんな時にドライブショット4.5inを使うのか?
少し上と質問内容が被りますが、”どんな時に「ドライブショット4.5in」を使うのか?” を聞いたところ、広い範囲からバスを見つけだしたい時に使うそうです。
バックスライド系ワームなので、効率が悪いのでは? と思われガチですが「ドライブショット4.5in」はフォールスピードがスローな分ボリュームがあるので、スローテンポな釣りをしながら広い範囲からバスを誘いだせます。ですので、実はサーチ的な釣りができるという訳なんです!
また、水が濁っている時にも効果的だそうですよ。
基本アクション&オススメアクション
続いては、”基本アクション&オススメアクション”について。
基本的にフォールでバイトを誘います。フォール中も着底してからもワームが自発的に動いてくれるので、ライテンションは少し張り気味の張らず緩めずの状態をキープ。
バイトがあってからも即合わせをせずに、喰いこませてからフッキングをするのがオススメ。
ノーシンカーでシンカーの重みもなく、バスもワームを吐き出しにくいので、落ち着いてフッキングできます。
ドライブスティックとの使い分けを聞いたところ、ボリュームの違いで使い分けるそうです。「ドライブショット4.5in」を使う時はバスが、ボリュームのあるエサを好んでいる時。
また、逆にボリュームのあるエサを嫌っている時は、「ドライブスティック3in」でサイズを落すという使い分け。また、同サイズの「ドライブスティック4.5in」と使い分ける時もあります。
サイズ | カラー | 数量 | 本体価格 |
3in・3.5in・4.5in・6in | 67 | 10(3in)・8(3.5in)・7(4.5in)・6(6in) | 780円(税抜)エコトーナメント対応モデル(Fマーク有) |
O.S.P公式「ドライブスティック」詳細ページはこちら
その場合、自分側にワームを寄せてきたい時は「ドライブスティック4.5in」の通常セッティング。
また、自分よりも奥へワームを送り込むアプローチをしたい時には「ドライブショット4.5in」のバックスライドといった使い分け方を実践。
オススメカラー&カラーローテ法
続いては、”オススメカラー&カラーローテ法”について聞いてみました。
基本的にボリュームのあるワームで、目立たせたい時に使うので派手なカラーを多用するそうです。
アオコがあって濁っているようなら、グリパン/チャート。
クリアウォーターならゴーストシュリンプやグリーンパンプキンペッパー。
リザーバーで深いところを狙ったり天気が悪い時は濃い目の色を使用。
水の色と光量でカラーをセレクトしているそうです。
フックセットのコツと裏技やチューン
最後は、”フックセットのコツと裏技やチューン”について。
裏技やチューンをしなくても本当に良く釣れるワームですと述べておられました。フックセットのコツについては、バルキーなワームでフックがワームに触れている面積が広いので、フックポイントが入る箇所をシッカリ確認してまっすぐキレイにセットすることを心掛けてほしいとのこと。
また、フックアイをスカート寄りに来るようにセットすればフォール時間が長くなり、ライン側に離していくことでバックスライドしにくいセッティングにも変更できるので、そのような所にも気を配っているそうです。
ロッド:BLX SG681MH/MFB【ダイワ】
リール:スティーズATW1016SHL【ダイワ】
ライン:モンスターブレイブZ(13Lb)【ダイワ】
フック:インフィニ♯4/0【リューギ】
たった1つのワームを使うだけで、用途に応じた様々な使い方ができる「ドライブショット4.5in」。まだまだ暑い日が続くので、充分活躍しますよ!
是非、折金 一樹さんの意見を参考に、使いこなしてみてくださいね! 取材に協力していただいた折金 一樹さん、ありがとうございました。