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【ダウンストリームがキーポイント】水野浩聡が禁漁まで残り僅かの渓流釣りを堪能!水位が低い状況でのアプローチ法とは?

連載:水野浩聡のOne more fish
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こんにちは! お盆も過ぎて、季節の変わり目を知らせる? ような不安定な天気が続き、局地的に激しいゲリラ豪雨となった場所もあった今週。

ちょうど僕が釣りをしていたエリアは影響をあまり受けておらず、水位がかなり低い状態の場所で釣りをすることが多くなってました。

人間的にはさほど変わらないように感じますが、僕の中ではお盆以降は正直秋だと思っていて、少なからずこういった天候の変化を境に、水中の様子も変わりつつあると思っています。

 

禁漁まで残り僅かの渓流釣りを満喫

さて、今週は禁漁まで1ヶ月を切った、岐阜県飛騨方面の渓流に数日出撃していました。

 

最近は、僕のYouTubeチャンネルの「水の旅」でも渓流釣りを取り上げていて、僕の大好きな釣りの1つでもあります。

そういった情報をSNSでアップしていくうちに、自分も渓流にトライしてみよう! とか実際に楽しそうだったので自分も始めてみました! という方から連絡をいただいたりするなど、少しずつ僕の周りにも渓流釣りをする方々が増えてきているのが現状。

抜群のロケーションの中、キレイな模様の渓流魚に出会える釣りはホントに楽しいし、その場所でロッドを振っていることだけの満足感で満たされることもしばしば。

 

水位が低い渓流釣りを攻略する方法とは?

さて、この夏の渓流ですが先ほどもお伝えしたように、1年の中でも最も川が痩せていて、水位の低いタイミング。

こうなると、流れの変化や沈んでいる岩の影から魚が中々出てきてくれないなど、日中はかなり苦戦することも多くあったりします。

そんな時に僕がアプローチしている方法は、流れの下流側に投げていくダウンストリーム。

こうすることで、ルアーが流れを受けてより狭い距離を長い時間通すことが可能になります。

魚がついているであろう場所でルアーのアピールを長時間させることができるので、バイトに持ち込みやすいんです。

 

これが逆のアップストリームの狙い方だと、流れですぐにルアーが流れてきてしまうため、魚がいても一瞬で通り過ぎてしまいます。

で、使用するルアーなんですが、小型のシンキングタイプのミノーがオススメ。「トリコロール流芯43HW」【ジャッカル/TIMON】を日中はメインに使用して、魚のいるレンジ調整をよりしやすくさせます。

 

トリコロール流芯 43HW

Name Weight Type Length Hook Size Ring Size Price
トリコロール流芯43HW 3.0g SINKING 43mm ST26TN#14 #0 ¥1,250

ジャッカル公式「トリコロール流芯 43HW」詳細ページはこちら

 

ここ最近は、たくさんのアングラーさんも訪れているので、なかなか簡単には食ってきてくれない状況が続いてはいますが、こういった攻めをシッカリしていくことで数を出したり、時には尺オーバーのイワナをキャッチできたりもしました。

随分と川が痩せてしまっているので、イワナ、ヤマメ、アマゴ、ニジマスといった魚は、より流芯に近いところでバイトしてくることが多いです。

この状況だと、流れのより効いた場所を攻めていくのが釣果に繋がりやすかったですね。

 

逆に朝夕は、魚が居場所から出てきて食ってきてくれることが多いので、フローティングタイプの「トリコロールGT 56SR-F」【ジャッカル/TIMON】などを用いて、広範囲を攻めていくアプローチが有効でした。

Name Weight Type Length Hook Size Ring Size Price
Tricoroll GT 56SR-F 3.7g フローティング 56mm #12 #1 ¥1,150(本体価格)

ジャッカル公式「トリコロールGT 56SR-F」詳細ページはこちら

 

僕が住んでいる岐阜県では、早いところでは9/10くらい。そして多くの場所は9/30までで、それ以降は来年の3月まで禁漁となってしまうところばかりなので、あともう少しの渓流ライフもしっかり堪能したいなと思っています。

 

使用タックルは…、

ロッド:「Tコネクションストリーム(TS-S56UL)」【ジャッカル/TIMON】

リール:「ヴァンキッシュ2500S」【シマノ】

ライン:「レッドスプール」(4Lb)【ジャッカル】

で毎回渓流を楽しんでいます。

山奥の川が多いので、熊の出没や天候の急変には十分注意して釣りをするようにしましょう!

水野浩聡(Mizuno Hiroaki) プロフィール

生まれ持ったセンスと岐阜県・東濃野池群通いで培った無数のテクを武器に、全国各地のオカッパリフィールドを走り回る日々を送る。とにかく楽しむエンジョイ系フィッシングが大好物なアングラー!ジャッカル・プロスタッフ。

 

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