ネイティブトラウトを狙う場合、シチュエーションやフィールドにあわせたルアーチョイスが重要です。
とはいえ、どのフィールドにもマッチするルアーがあれば…なんて感じてしまうアングラーも多いはず。
今回はそんな万能性と攻撃性を秘めたルアーのご紹介、ティムコトラウトから出ている「ラクス60S」です。
様々なシチュエーションでトラウトを攻略する攻撃的シンキングミノー
このラクス60Sは60㎜サイズのミノーに求められる様々な要素を詰め込んだルアーです。
具体的には、渓流のサイズアップ、中流域ではベストサイズ、本流のサイズダウンといったようにそれぞれのシチュエーションにあわせての役割を果たせる性能になっています。
基本アクションは小刻みなタイトウォブリングです。流れのなかで規則正しいアクションをしつつ、トゥイッチでは短い距離での平打ちでトラウトを誘います。
注目はしっかりとアングラー側からアクションを仕掛けられるという点です。
アングラーの狙いを忠実に再現し、連続したロッドワークでもしっかりとレンジをキープしてくれる優秀なルアーになっています。
渓流のサイズアップを狙うときの使い方!
出典:YouTubeチャンネル「Tiemco Trout Fishing JP / ティムコ トラウトフィッシング」
チェイスしてもなかなか口を使わない場合はトウィッチなど素早いアクションで攻撃行動を誘発し、バイトまで持ち込むサイズアップが効果的です。
特にフィーディングエリアや産卵期にナワバリを意識している状況にオススメ!
アピール力が高いため淵や増水した際に効率よく大物に誘い出すことができ、60㎜とは思えない軽快に動かせるレスポンスの良さが魅力です。
中流域でのサイズアップを狙うときの使い方!
中流域では多様なポイントで使えるオールラウンドの60㎜のサイズがベストマッチ!
アユ、ウグイなどメインベイトの動きを演出するのにも最適です。
このラクス60Sは水中での安定性が高く、早すぎない沈下速度で活性の高いトラウトの着く荒瀬でも飛び出さず誘い出します。
幅広にデザインされたフラットボディの平打ちフラッシング効果に加え、ピンスポットではトラウト達に存在を強烈にアピールできます。
本流のサイズダウンとしての活用法!
60㎜のラクス60Sは減水やハイプレッシャーでナーバスになった本流域の魚には口を使わせやすいサイズになっています。
本流域の強い流れにも負けないスイム力に、重心は若干テール側に設定しているので飛距離も伸びやすく広範囲を攻めることが可能です。
加えて着水後にラインテンションを掛けるとやや水平に近い形で沈下し、絶妙な沈下速度でドリフトで流し込むアプローチにも対応します。
ボトムへ早く沈めたい時はフリーフォールで素早く沈下させることもできるため、アングラーの思惑通りの様々なアプローチが可能となります。
ラクス60Sのスペック
カラーは10種類展開。
Length: 60㎜
Weight: 5.8g
Type: Sinking
フックサイズ#10・リング#1
純正フックは#10ですが、フックを#12やシングルフックに変更するとアップストリームでのアクションのキレが増します。
本流などの大場所での大物に対応できるように、#8クラスのトリプルフックを装着しても前後で絡まないようにセッティング。
多様なアングラーのニーズにも応えられるよう、ナイロンラインでもPEラインでもテストをし、どのようなフィールドでも性能を発揮できるように設計されています。