岡隆之プロデュース「エメラルダス AIR AGS 90M」を徹底解剖
シャクリストロークを稼ぐ ロングモデル
さて、711M-Sに続いて、もう1本の岡 隆之さんプロデュースモデル「90M」についてご紹介していきます!
最初にご紹介した711M-Sが感度を求めた繊細サーチロッドなのに対して、この90Mは、岡さんが近年多用している「食わせ戦略」である「移動距離を抑えた誘い」を快適に行うために開発した9ftのロングロッドとなっています!
品名 | 監修 | 本体価格 | 自重(g) | 全長 | 継数 | 仕舞(cm) | 先径(mm) | 元径(mm) | エギ(号) | PE(号) | カーボン含有率(%) |
90M | 岡隆之監修 | 50100円 | 96 | 2.74m | 2 | 141 | 1.4 | 12.6 | 2.5-4.0 | 0.5-1.0 | 99 |
実は岡さんがここ数年、色んな場所で、特に日中のエギングでビンビンに感じていたのが「イカが付く重要なピンスポットであるシモリなどからイカが離れなくなっている」ということ。
以前なら日中にシモリ撃ちをすると、シモリからけっこう出てきてエギを追いかけて抱いてくれる!というパターンが多かったそうなんだけど、年々、シモリから離れてエギを追ってくれるイカが明確に少なくなってきていたのを敏感に感じていたそうな。
そんなシモリから離れて追わないアオリに対応するべく、岡さんが多用するようになったのが「シモリなどのピンスポットからエギを極力離さない攻め!」。
具体的にいうと、イカが付くピンスポットでキッチリと大きく左右にダートさせたり、真上に跳ね上げさせたりする攻めのこと!
またそんな誘いの後のフォールも、シモリやストラクチャーからエギが離れないように、テンションをほとんど掛けない「ハーフテンションフォール」させる攻めを岡さんは多用しているそうな!
なお、岡さがこの攻めを意識するようになってから、劇的に獲れるイカが増えたそうな!
この一連のシモリからエギを離さない移動距離を抑えた攻めを、超快適に行うことができるロッドとして開発したのが、大きなストローク&スラックを使った攻めが容易にできるロングロッドだったというわけなんです!
さてこのロングロッド「エメラルダス AIR AGS 90Mについては、岡さんに自身に、動画でガッツリ解説いただいたので、ぜひチェック!
岡隆之 監修【20エメラルダスAIR AGS 90M】超解説
というわけで、2020年フルリニューアルを果たした「エメラルダス AIR AGS 」シリーズの中で、注目を集める岡隆之さんプロデュースモデル2本について詳しくご紹介しました!
ちなみに少し前に行ったロケで同行した「きもっち」こと木森直樹さんは前々からこの岡隆之さん監修のロッド2本が気になっていたらしく、実際に現場でガッツリと使用! その使用感について動画で語ってもらったので、こちらもぜひチェックしてみてくださいね!
20エメラルダスAIR AGS 岡隆之プロデュースモデル【711M-Sと90M】を木森直樹がインプレ
エメラルダス( EMERALDAS) プロフィール