さて皆さま、お盆休みはいかがお過ごしでしたか? 私はモチロン!湖上に連日出ておりました。今年のお盆を一言で言えば、『灼熱地獄』(笑)。
例年であればゲリラ豪雨や夕立ちなど、短時間にまとまった雨が降る時期なのですが、今年は全く降らず。琵琶湖の水温も30度を超えで、流れもほぼ無く『お湯状態』になってしまっている感じ。
特にお盆後半は、暑さに加えてプレッシャーもかかり、苦戦された方も多かったのではないでしょうか?
しかし、若獅子ガイドでは皆さんがやり切ることの少ない『裏パターン』でお盆をこっそりと満喫しておりました。今回はそのパターンを紹介していきます。
諸富真二(Morotomi Shinji) プロフィール
灼熱フリップパターンが今アツい
さて、その裏パターンというのが、前回も紹介させていただいたフリップです。
シャローの流入河川周辺にあるカバーをひたすら撃っていきます。
ガイドでは連日、来れば高確率で50アップ!
そして、ロクマルまで登場!
なかなかなハイクオリティーな釣りですよ!
フリップ使用タックル
その、フリップで使用しているタックルは以下の通りです。
ロッド:ロードランナーST730JH【ノリーズ】
ライン:シューター・ステューター (80Lb)【サンライン】
リグ:エスケープツイン+3/8ozパンチショット
フリッピンスティックにPEラインは必須!
よくフリップの時に、「フロロカーボンではダメですか?」という質問があるのですが、琵琶湖のウィードの中でもヒシモはトップクラスにラインブレイクしやすいので絶対PEが必要です!(※フロロカーボンだと20Ibでさえ
余裕で切れます。。。)
夏バスが求める3大要素も欠かさず意識する
フリップでモチロン、シャローカバーを撃っていくのですが、やみくもに撃っても仕方がありません。
では、どういうカバーを撃てばイイの?って思うときに意識する要点というのが、夏バスが求める3大要素です。
それがこちら!
その1:流れ
その2:ベイトフィッシュ
その3:シェード
夏はこの3大要素は絶対に必要!
1つでも欠けると一気に釣りのポテンシャルが落ちてしまいますね。
まず第一にシャローで「流れ」が効く場所といえば、流入河川周辺。
そこに「シェード」となるようなカバーが絡み、「ベイトフィッシュ」がリンクしているような場所を回っていくことが重要だと思います。
このような感じで、日々のガイドで魚を追っていっていますので、ぜひ参考にしてみてくださいね!
具体的なエリアを紹介
最後に、フリップで実績のあるエリアを紹介しておきますね。
人工島周辺、赤野井、北山田等のほぼ岸沿いにあるヒシモがメインとなります。
今年は藻刈りであまりゴージャスなカバーが沢山ありませんが逆に見落とすような、しょぼいカバーでも条件を満たしていればバスは付いていますよ!
皆さんも水分補給をしっかりして暑〜い琵琶湖を楽しみましょうね。
それでは!
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