こんにちは! ジャクソンプロスタッフの五十嵐誠です。
今回は、この夏、野尻湖(長野県・のじりこ)で大活躍の虫ルアー「ムシーン1.25inch」【ジャクソン】と、最近、かなり釣れているイガジグスピン【ジャクソン】の使い方をご紹介させていただきます!
五十嵐 誠(Igarashi Makoto) プロフィール
さて、今年は全国的に長梅雨で暑くなるのが遅かったですが、そんなこともあって、野尻湖では春ゼミパターンが長く続きました。
(※日本では、セミの多くは夏に成虫が現れるが、ハルゼミは、その名の通り、例年4月末から6月にかけて発生する小型のセミ)。
その春ゼミにサイズ感もカラー感もそっくりなのがムシーン1.25inchの『脱皮虫』カラー。ボディーまわりの緑感やお腹が少し白っぽく見えてバスから見たらまさにセミそのもの!
低い枝に引っかけて水面をチョンチョンチョンと誘う
今年の野尻湖はこのムシーン1.25inchの脱皮虫を使ってオーバーハングに軽く引っかけて吊るして使う通称『チョウチン』に反応良かったです❗️
【動画】実際、こんな感じの攻めです!
五十嵐誠の夏の釣果テッパン攻めは、ムシーンの吊るし!チョウチン釣り!#五十嵐誠 #ムシーン #チョウチン釣り pic.twitter.com/drNHxV5IwK
— LureNewsR ルアーニュースアール (@lurenewstv) August 18, 2020
低い枝に引っかけて水面をチョンチョンチョンと誘うのですが『オーバーハングにラインを乗せるの難しいよ~』と言うソコのあなた!
確かに枝にラインが引っ掛かってルアーが回収できず木がラインだらけに・・・って言うのは自然に遊ばせてもらっている釣り人として避けたいですよね!
もし、キャストに自信がない人はとりあえずボートでオーバーハングに近づいてキャストせずに手頃な枝にルアーをくぐらせて再びボートで離れてバスが通るのを待ち伏せるという方法がオススメです。パターンがハマっている時はこんな作戦でも全然食ってきてくれますから! とにかく自然にルアーは残していきたくないですもんね!
チョウチン釣りでオススメなフックの刺し方
ちなみにムシーン1.25inch攻めでお伝えしたいのが最近のマイブームであるフックの刺し方!
以前は下写真のように頭にマス針チョン掛けだったのですが、最近はオデコ? 背中? に縦刺しがマイブームなんです。こうすることによって吊るした時に空中でもルアーが水平姿勢になりやすく、落ちる前の虫にもよりリアルに似せることが出来ます!
そして、この刺し方には、もう1つメリットがあります。それは回収する時に、ワームが針先より先に当たりやすく、比較的回収しやすくなるんです!
具体的には焦らずゆっくり枝に当たるまでラインを巻いていき、枝に当たったらロッドで軽く『コツコツコツコツ』とルアーを枝に当ててやると、ロッと取れてくれるんです! ※もし取れなかったらボートで近づいて手で回収してあげてください🙏
この時のタックルは枝に擦れても切れづらい少し太めのPEラインの使用が◎。
ロッドは、軽いルアーでも軽快に動かせる、ゴツくないけどパワーのあるスピニングロッドを使ってください!
ムシーン攻めでのタックルセッティング
なお五十嵐のタックルセッティングは以下の通り。
ロッド:ラグゼ・ゼフィロスS64ML【がまかつ】(パワーはあるけど軽快にルアーを動かせる言うなればライトパワーフィネスロッド)
リール:スピニング2000番クラス
ライン:サンラインのPE-EGI ULT4かPE-JIGGER ULT4の1号を直結
※PEラインは銘柄によって全然強さが違うので絶対にこれを使ってもらいたいっていうぐらいオススメです!
私的に4本撚りか8本撚り、どちらがオススメかというと…1号くらいの太さなら細いからラインもしなやかなので、擦れに対しての強さ優先で4本撚りがオススメです!
フック:セオライズ・ハンガーSW-Mの#4【がまかつ】
がまかつのセオライズ・ハンガーにはSWとFCがありますが、個人的にはフックがバスの口に刺さる部分が多くなるし枝に引っ掛かりにくいSWがお気に入りです。
ベイトフィッシュパターンでイイ釣果が出始めたのがイガジグスピン
さて、続いて、ここに来て沖のベイトフィッシュも増えてきたことで、イイ釣果が出始めたのがイガジグスピン。
出典:YouTubeチャンネル「studio jackson」
まだ本格シーズンとまではいってないですが、爆発を予感させるほど、かなりイイ感じで釣れています。
最近の好調パターンは、ベイトフィッシュの上のレンジを優しくリフト&フォールする攻め。
8〜11mの6mとかを引くので軽めの5gを使ってました!
イガジグスピンでのオススメタックル
イガジグスピンでのオススメタックルは以下の通り!
ロッド:ラグゼ・ゼフィロスS63L【がまかつ】(ソリットティップじゃなくレギュラー寄りのテーパーが手感度も良く扱いやすいです)
リール:スピニング2000番クラス
ライン:PE-EGI ULT4 #1【サンライン】(浅いレンジを引くのでいつもよりラインを太くして沈みづらくしました、深いときは細いラインがオススメです!)
リーダー:トルネードVハード2号(8ポンドフロロ)【サンライン】
※スナップ無し
以上、今年の夏の野尻湖で釣果の上がっているムシーンとイガジグスピンの使い方をご紹介しました。スモールだけでなく、色んなエリアのラージマウスにも効く攻めなので、参考にしていただけるとシアワセです!