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今江克隆のルアーニュースクラブR「特報!まさに”最新鋭”なベイトリール『Revo LX992Z』を紹介」の巻 第1011回

連載:今江克隆のルアーニュースクラブR
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「Revo LX992Z」の詳細を紹介

最後に、基本スペックとして「LX992Z」と前身LTZの大きな違いは、「LX992Z」はロングノーズであること以外に、特注の国産最高級のミネベア製“無音”セラミックボールベアリングが使用されており、ベアリング交換チューン等は全く必要ない。

また安価なグローバルモデルとは違い、「LX992Z」には国産の高性能切削機で作られたジュラルミンギアが組まれており、精度、剛性は抜群、1:8のハイギアにもコダワらずビッグギアの恩恵で抵抗のある巻きモノでも軽々と巻くことができる。

「LX992Z」の内部構造(プロト時)。知る人ぞ知るミネベア製「無音」セラミックベアリングを浅溝、スペアのやや深溝ともに採用してるため、 セラミック特有の耳障りなシャーシャー音が皆無。交換不要のピュアフィッシング特注高性能BFベアリングである

それに伴い、スペア付属の「ミドルスプール」は14Lbを75m巻けるため、巻きモノのフルキャストでもメタルバイブ等でない限り、フルキャストでラインがショートする不安がなくなった。特筆すべき「ミドルスプール」の時には「LX992Z」はノーマルの状態でも巻きモノ用の「LTZ930pro(小径化していないタイプ:14Lb・65mキャパ)」と同等のキャストフィールに仕上がっている。

ベイトフィネスはもちろん、スイムベイトなチャターにも抜群に使いやすく、14Lbが75m巻ける「ミドルスプール」は、何かと重宝します

敢えて「LTZ」よりスリムで、「REVO/BF-8」より大きいAbuのグローバルモデル「ロキサーニ」のアルミフレームを改造使用した理由は、ベイトフィネス能力だけではなく、「LTZ」をはるかに凌ぐ巻きモノ対応力を上げるためである。

ハンドルは特注のベイトフィネス専用ハンドルが左右共に装着されているが、巻きモノ専用ならAbu標準のビッグハンドルに変えてやると巻き感はさらに軽く、軽快な巻きモノ用リールとしても存分に使える。

デフォルト状態で「LTZ」以上のベイトフィネス能力に加え、巻きモノリールとしても「LTZ」を大きく超えたのが「LX992Z」の特徴である。

「LX922Z」と「LTZ」の明確な違いは、 1台でベイトフィネスにも通常の巻きモノ関係全般にも、スプールチェンジで高次元対応すること。ミドルスプールではノーチューンでも「LTZ930pro(小径化なしの巻物用チューン)」に匹敵する

そして、現時点では最終何mmスプール径になるか非公開だが、BF&PEBF特化型小径スプールの「LX992RS/REVIVE」は、すでに全方位で「LTZ930PRO/ik-combi」を「超えた」と断言できるリールになったと確信している。

…まだワシですら完成品は左右1台ずつしか無いと言うコロナ無残…

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