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【夏はこれでしょ!フォールベイト】落とす釣り!厳選フォールベイト3選

寄稿:伊藤 雄大
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みなさんこんにちは。ZPIプロアングラーの伊藤雄大です。

灼熱の季節、そんな時期にぜひ試していただきたいフォールベイト。

前回はフォールベイトの基本的な扱い方、なぜ夏に効くのか、そんなところを紹介しました。

前回記事はこちら

【夏はこれでしょ!フォールベイト】落とす釣り!フォールベイトの超基本

今回は夏にベストなフォールベイト3つとそれぞれのタックルセッティングを紹介していきます。

絶好調の3ルアーを紹介!

スモラバのピロピロフォール

1つ目は…

・3.5~5gスモラバ
・ゲーリーグラブ4インチ(ゲーリーインターナショナル)

ラウンドヘッド(丸いオモリ)形状のスモラバにグラブをセット。

今回紹介する中では一番シルエットが小さいですが、居場所をサーチするスピードはとても速いルアーです。

使い方は縦に伸びるストラクチャー(縦スト)にフリーで落とし込んでいくだけ。グラブのテールがピロピロ動いてくれるので、小さい見た目とは裏腹にかなりのアピール力があります。

小型クランクを横方向にガンガン巻いていく釣りにアピールとしては近く、その釣りの縦バージョンというイメージで使っています。

バスのサイズ問わず狙っていけるので、大まかにフィールド状況を把握していきたい場面ではとても役立つ組み合わせです。

スモラバのガードありで使用

素早くサーチできるのがこのルアーの強み

サンショウウオのネイルリグ

続いては…

・サンショウウオ(ゲーリーインターナショナル)
・ノガレス本気フック#3/0(バリバス)
・ネイルシンカー1/16oz

琵琶湖プロガイド富村善之さん考案リグです。私も富村さんから教わりました。

オフセットフックにサンショウウオをセットしてから、ボディにネイルシンカーを刺します。

これで完全な水平姿勢になりボディ全体で水を受け止めながらゆっくりとフォールしていきます。8本の小さな手足がピリピリと震えるアクションです。

理由は解りませんが、釣れるバスのサイズが明らかに大きいランカーキラーです。

フォールのスピードが遅いので、サーチには向きません。

バスが居る確信を得られているスポットに対して送り込み、確実に仕留めていくイメージで使うと効果抜群です。

裏技的使用法として、フロッグの様に水面でも使えます。

ゴミ溜まりの上に乗せてペタペタ誘うとボフッと出るのでこれも試してみてください。

手足のアピールのおかげかフロッグよりバイトが出やすい場面も多いですね。

見た目はノーシンカーだが中にネイルが差してある

考案者の富村プロ グッドサイズ連発!

ネイルシンカーは前方の手足のあたりから差していく

埋め込んだら完成

水面使いも楽しい♪カバーを突き破る激しいバイトも!

ブルフラットのライトテキサス

3つ目は…

・ブルフラット3.8インチ(デプス)
・ノガレス・フッキングマスターヘビー♯4/0(バリバス)
・バレットシンカー1/8oz

バスがブルーギルを意識しているタイミングで効果が出るリグです。

シンカー止めゴムでシンカーを固定すると、綺麗にスパイラルフォールしてくれます。

ルアー自体はそこそこのスピードで動いているが、スパイラルしているのですぐに沈んではいかない部分がこのリグのキモです。

中層に浮いているバスにルアーを見切られずに口を使わせられるリグです。

定番のブルフラライトテキサス

少しだけ上反りでセットするとよりスパイラルしてくれる

素早いのに沈んでいかないアクションが効く

それぞれのベストタックル

フォールの釣りは動作が単純(ただ落とすだけ)で誰でも楽しめます。

そして、動作が単純だからこそタックルセッティングによって釣果の差が出やすい釣りでもあります。

キモとなるのはラインの太さと使用するフックの相性。

私のお気に入りセッティングを紹介します。

スモラバタックル

ロッド:アルカンセV610M
リール:アルカンセRG-C XS
ライン:アブソルートAAA 10ポンド

スモラバの小型フックのフッキングはラインが10ポンドあれば十分。

自然なフォールを邪魔しないように細めのラインでセッティングしましょう。

ネコリグやダウンショットなどフィネス全般に対応できるタックル

サンショウウオタックル

ロッド:アルカンセV68MHプロト
リール:アルカンセRG-C XS
ライン:アブソルートAAA 12~14ポンド

スモラバと比較して大きめのフックなので、ロッドとラインをワンランク強くしてフッキングパワーを確保します。オープンエリアはフォール重視で12ポンド、障害物が多ければ14ポンドと使い分けます。

フックに合わせてタックルバランスを調整

サンショウウオの爆発力はスゴい

ブルフラットタックル

ロッド:アルカンセV72MH
リール:アルカンセRG-C XS
ライン:アブソルートAAA 16ポンド

♯4/0のフックをしっかり刺せるように16ポンドを使います。

ロングロッドを使うのはフッキングのストロークを稼ぐためです。

丸呑みバイトも多いルアーですが、16ポンドなら安心です。

ロングロッドでフッキングバッチリ

 

今回はこの夏絶好調のフォールベイトを紹介しました。

フォールベイトを使いこなして、暑い夏をアツく楽しんでください。

アルカンセロッド詳細はコチラ

アルカンセリール、アルカンセRG-C詳細はコチラ

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伊藤 雄大(Yudai Ito) プロフィール

オフィスZPI所属。アルカンセロッド&リールを駆使し、ハードルアーのみ使用可能なバストーナメントH-1グランプリ2019では参戦初年度から年間ランキング3位を獲得。エリアフィッシングでは絶対王者の異名を持ち、そこで培ったレンジコントロールを武器に様々な魚種を追いかけるプロアングラー。

ZPI(ジー・ピー・アイ) プロフィール

元々はカスタムチューンメーカーとして高い評価を受けていたZPI。2019年、ZPIは総合釣具メーカーへと生まれ変わった。元来の技術力の高さを生かしたリール「アルカンセ」を皮切りに、リールのみならずロッドもリリース。「アルカンセシリーズ」としてバスフィッシング界で新たな注目株となっている。また、偏光グラス「エアエピック」やフック「EZオフセット」など、分かりやすく使いやすい、それでいてハイスペックなアイテムをさらに拡大中。社名の由来は「Z Performance Technology Inc.」Z:究極の、Performance Technology:性能・技術、Inc.:会社。
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