今回紹介するのはノリーズのペンシルポッパーの「ザグバグ」。
ペンシルポッパーはその名の通り、ペンシルベイトとポッパー、それぞれのメリットを併せ持ったルアーになります。
特に近年ハイプレッシャー化するフィールドにおいてペンシルではアピール力が弱く追わせきれない、しかしポッパーでは強すぎで見切られてしまう、そんな状況が多く見受けられます。
そこで双方のメリットを併せ、絶妙なアピールと食わせの力を持たせて誕生したのがこのペンシルポッパー「ザグバグ」です。
ザグバグの形状とアピール力
ザグバグのカップは浅い構造で面積も少なめになっています。
水をかむ面積が少ないため、抵抗が少なく、ドッグウォークやテーブルターンといったアクションも可能となっています。
もちろん水飛沫と泡、ポッピングサウンドといったアピールはしっかり行えるので、ボディアクションとのベストバランスも考慮された設計になっています。
クリア・ゴースト系カラーには水平反射板を内蔵。
ポーズ時には逆光となってシルエットを作り、激しくロールした際の「ギラリ」と強くフラッシングしバイトを誘発させます。
「64㎜のツーフック」と「90㎜のスリーフック」の使い分け!
ザグバグには64㎜のツーフックと90㎜のスリーフックの2サイズが展開しています。
サイズの違いはもちろんですが、2フックか3フックかで大きく使い方が異なります。
64㎜のショートボディの2フックモデルは、ナチュラルな甘いサウンドとスプラッシュが特徴。
少ない移動距離で左右に小刻みなアクションを得意とするので、バスが潜むピンスポットで食わすことができる局所特化型になります。
また強めのロッドアクションでテーブルターンも可能となっています。
3フックモデルに比べラトルが入っていないため、より水平に近い姿勢をキープ。
これにより水をかむ力は90㎜よりもやや強めになっています。
ロングシルエットのスリーフックモデルは、そのボディを活かして大きく左右へスライディングします。
併せてアピール度の高いポップ音と水しぶきで誘いながら、内蔵されたラトルとの相乗効果で広いエリアを効率よく探ることができます。
パイロットルアーはもちろん、サーチ系としても最適のルアーです。
ザグバグのスペック
Model | Type | Depth | Length | Weight | Price |
TWO HOOKS | Floating / Silent | Surface | 64mm | 8g | ¥1,300 |
THREE HOOKS | Floating / Silent | Surface | 90mm | 13g | ¥1,500 |
カラーは26種類と様々なカラーが展開されています。
ディープウォーターからマディーウォーターまであらゆるコンディションで使用できる、バーサタイルな性能となっています。
上記で触れたように、クリア系・ゴースト系にはフラッシング効果も内蔵されているので、シチュエーションにあわせて使い分けも可能となっています。
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