猛暑対策アイテム！「ネッククーラー」のオススメは？

さて、暗い話ばかりになってしまうので、今回はTOP50開幕に備えて8月の猛暑の中での長期練習を見据えて秘かに？準備していた真夏の熱中症対策アイテムを、この機会に紹介しておこう。

年々亜熱帯化する日本の夏、私の高校生時代、部活中はどんなに暑くても水を飲むことすら我慢し耐えることが常識の時代だったが、今は真逆の時代。暑さに完璧に対処して釣りで体調を崩さないこともウィズコロナ時代の新常識なのだ。

猛暑練習に備え、まず試してみたのが、ECサイト等で5,000円程度で購入できる「ネッククーラー」だ。

5年ほど前から2,000円前後の夜店のオモチャのようなモノは存在したが、最近はありとあらゆる種類が存在し、簡単に装着できる便利さもあり、どれを買えば良いのか非常に迷う。

「ネッククーラー」の便利さは、その「手軽さ」だろう。では、果たしてその涼しさは？？？

そこで今回が試してみたのは、持続時間が中速なら8時間以上あり、全開で3時間以上は使えるモノを最低条件に、「首の周囲吹き出し型」と、「扇風機型に首部分に電機式冷却プレート付き」の2タイプを購入しテストしてみた。

吹き出し口が多く首周囲に風を当てるタイプの「ネッククーラー」。軽くて静かで価格が安いけど、涼しさは気休め程度。真夏の公園の散歩等にはちょうどイイかも

結論から言うと、もうコレは絶対的に冷却プレート付きが実戦効果は高かった。

2個の中型ファンと冷却プレートが付いたのタイプ。価格は5,000円チョイ。風はまずまず強いが、音が結構うるさい。また中国製が多いので充電時にバッテリーの過熱には注意が必要だ

正直、ネッククーラーの風は短時間の準備作業程度には「気休め程度の涼しさ」にはなるが、静音タイプと銘打っていても全開ではかなり音が耳障りなうえ、無風灼熱では熱風に近く、全開でようやく「ないよりマシ」程度の効果だ。

しかし意外だったのは首後ろの金属冷却プレートの効果で、これはかなりひんやりと気持ちよく、このプレートの冷却効果の方が熱中症対策として断然実感が得られた。ただ、冷却プレートはバッテリー消費が激しく、ファンとの併用では3時間半程度しかもたないのが欠点である。

この電機式冷却プレートが実は一番涼しさ感じます。でも髪の長い人は要注意、後ろの空気取り込み口を髪や襟で塞いでしまうと過熱して熱くなりますので…

現在、人気過ぎて6月末現在で8月末まで予約在庫切れで購入できなかったが、扇風式ではない首の動脈を左右2箇所のプレートで冷やす新型の「冷却プレート式ネッククーラー（バッテリー外付け型）」が非常に人気な理由がよく分かった。

ネッククーラーを今後購入するなら断然「冷却プレート式ネッククーラー」がオススメである。

猛暑対策、熱中症対策の決定版はコレ！　次ページで紹介