みなさんこんにちは。ZPIプロアングラーの伊藤雄大です。
ハイシーズンの水面攻略に欠かせないルアーにバズベイトがあります。
特に雨天時の爆発力は凄まじいルアーですね。
今回はそんなバズベイトを徹底的に使いこなすためのキモを紹介していきます。
バズベイトってどんなルアー?
ワイヤーベイトの一種で、見た目はスピナーベイトと似ています。
スピナベとの違いはブレード部分。バズベイトはバズブレードが直接ワイヤーに通っています。このブレードは水を受けるとルアーを浮き上がらせるデザインになっていて、水面にブレードが出ると、空気を水の中に巻き込みながら「ジョボジョボ」とかき混ぜてバスに強烈にアピールしてくれます。
シングルフックが安定して上を向いてくれるルアーなので引っ掛かりにくく、アピールの強さと相まってカバー周辺をスピーディーに探っていけるのが特徴です。
使い方のコツ
護岸沿い、アシ際、杭などバスが隠れていそうな障害物のギリギリをなるべくゆっくり通す。
これが最大のポイントです。ロッドを立て気味にして、ブレードが水面に出るスピードの中で、できるだけゆっくり巻くと俄然バイトが増えます。
一度のキャストで複数の障害物にコンタクトできるキャストコースを選べるとさらにバイトの確率が上がります。
曇りや雨のローライトコンディションで真価を発揮するルアーで、特に雨の日はストロングパターンとして成立しやすいです。
ペラの回転方向に注目!
ラインを結ぶ側から見て、時計回りと反時計回りのブレードがあります。
リトリーブ時、自分から見て時計回りは左に、反時計回りは右に寄っていく特性があります。
この特性を利用し、例えばオカッパリで立ち位置から左側の岸沿いを狙うなら時計回り、右側なら反時計回りのブレードを使うと、岸沿いをよりタイトに攻められます。
硬すぎないロッド×PEラインが雄大流
障害物にタイトに撃ち込むのが重要なので、キャスト時にルアーの重みで曲がってくれるくらいのロッドがやりやすいです。
私はミディアムパワーでしなやかな調子のアルカンセロッドFM66Mを使います。
ロッドのパワーを落とすと問題になってくるのがフッキングの難しさ。
そこで出番がくるのがPEラインです。PEラインは伸びが少ないのでフッキングパワーをダイレクトに伝えられます。
『キャストのし易さを重視してMパワーのロッド&不足しがちなフッキングパワーをPEで補助』という作戦です。
このタックルセッティングなら、シングル太軸フックをしっかりとバスの口に掛けていけます。
ルアーにまとわりつくアシ等をパッとかわし易くなるのもPEラインを使うメリットとして挙げられます。
リールのギア比は速めがgood
ショートレンジでの正確なキャストを重視して、リールは近距離専用機のアルカンセRG-Cを使います。ギア比はHS(7.3:1)かXS(8.1:1)と速めのタイプがオススメ。
速めのギア比をセレクトすれば、着水直後のルアーの立ち上がりが良くなり、ロッドを立てた状態でのバイトにも対応し易くなります。
ロッド:アルカンセFM-66M(ZPI)
リール:アルカンセRG-C XS(ZPI)
ライン:怪魚PE Si-x 3号(バリバス)
バズベイトのエキサイティングな水面ゲームをこの夏楽しんでみてください!
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