【ボートアジングに似ている】家邊克己が深さによって潮の向きが異なるポイントの特徴&対策方法について詳しく解説!
ディープエリアでは特に有効な「HSR−63versionⅢ」
いつもこのポイントで使用しているロッドは、「HSR−63versionⅢ」【サーティフォー】 。
ティップタイプ | 長さ | セクション | 仕舞寸 | リグウェイト | ライン | 自重 | 先経 | 本体価格 |
ソリッド | 6ft3in | 2ピース | 98cm | 0.3〜5.0g | 0.9〜2.0Lb | 76g | 0.8mm | 54000円 |
このロッドはディープシーンでは非常に微妙なアタリや潮の変化を感知してくれて僕を助けてくれます。
具体的に、通常15mで1gで120カウント以上でボトム着底というのは潮が早くない限りあり得ない話。
ですが、このポイントは潮が早いわけではなく何枚にも分かれて流れるという地形の特異さが、その様な流れ方をする原因。
大体毎回そうなのですがカウント40〜50で1回変わり、80〜90カウント前後でもう1回変わる様な感じです。
その向きが反対の時もあれば左に行ったり右に行ったりもする非常に複雑怪奇な流れ方です。
この様な複雑な流れ方をするポイントは、僕はあまり知りませんがこの流れ方の異常さがアジがたまる要因かもしれないのです。
兎に角単純に言えばジグヘッドの重さが現れたり消えたりするので、まともに考えて考えすぎると頭がおかしくなります(笑)。
ここは考えても訳が分からないので、ジグヘッドの重さの変化だけに絞って変化するポイントに重点的にジグヘッドを置いてやるとアタリが頻発します。
その変化がこの「HSR−63versionⅢ」が凄く分かり易いのです。
通常、その様なポイントは殆どないのでロッド作りには想定していませんが、このロッドは、特殊な作りになっているのでこの潮の変化を敏感に釣り人に伝えてくれます。
これは非常に大きな武器で、僕がここで釣れるのはこのロッドのお陰と言っても過言ではないのではないかと思います。
今まで沢山ロッドを発売してきましたがこの「HSR―63versionⅢ」は少し本当に痺れるロッドです。
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