なかなか口を使ってくれないバスに対して有効なテクの1つとして知られるのがI字引き!
今回はそんなI字引きで実績のあるゲーリーヤマモトワームを紹介!
3inchディッシュワーム【ゲーリーインターナショナル】
それがこちら、青木大介プロ監修の「3inchディッシュワーム」。水面&水面直下をi字アクションで誘うことをメインコンセプトとして開発されたワームです。
入数:8本 カラー:8色 マテリアル:ソルティ×ノンソルティ
市場参考価格:1100円
ゲーリーインターナショナル公式「3inchディッシュワーム」詳細ページはこちら
特長
I字引きは、活性が高い魚はもちろん、やる気にないバスに対しても有効で、オールシーズン使える万能攻め。そんな釣りに特化させたi字系ワームなのがゲーリーの「3inchディッシュワーム」。
青木さんはこのワームが完成するまではプロセンコーのラミネートカラーを半分にして、ソルトの入っている部分を下に向けて使用していたとのこと。
だけど、形状が丸いので沈下速度が速く、そのせいでバスに見切られてしまったりすることもあったとそうな…。
そういったことを含め、色々な改良を繰り返すことで、最終的には綺麗なi字アクションを生みだせ、またフォールスピードも遅くすることに成功し完成したのが「3inchディッシュワーム」というわけなんです。
さて、そんなディッシュワームの一番のオススメの使い方は、やはりオフセットフックを使ったノーシンカーでのI字引き!
フックはワイドゲイプのオフセットフック#2がベストで特に「スゴイフック」の#2との相性はバツグン!
ただより浮かせ気味に使いたい場合や、超スローにフォールさせるアクションも入れたい時などはマス針を通し刺しするセッティングもアリ!
軽いマス針を使うことで、ワームの表面張力を活かして水面で浮かすこともできるんです。
そして、浮かすだけでなく、少し動かしてやると、ほぼサスペンド気味だけど、超スローにジワーっと沈むという絶妙な状態も作れます!
で、基本的なI字引きアクションのやり方はというと、ホントにノーアクションでゆっくりタダ引きだけでOK。テレーーという感じでかなりゆっくりでOKとのこと。
そしてそんなアクションを基本としながらも、バスが見える場合は、バスの反応をみつつ、I字引きの合間に軽くトゥイッチを入れたり、フォールを入れたり、スピードをあげたりと、いろいろとI字引きにプラスしてアレンジをアクションを入れるのも有効とのこと。
それではもう少し、細かい話や、各パーツについても説明してみます!
お皿(DISH)のように平べったい偏平ボディであることと、そしてこのワームをプロデュースした青木大介さんの名前のイニシャル「D」から由来しているんです。かなり平べったいでしょ!
マテリアルは「ソルティ×ノンソルティ」のラミネートタイプ。ようするにソルティとノンソルティが合わせてあるという意味!
アングラーの間では半ソル(はんそる)って呼ばれてますよね!
で、半ソルものは全ソルティタイプよりもスローフォールさせることができるという特長もあるんです!
ちなみに単色カラーなど、カラーによってどちらに塩が入っているのか分かりにくい場合もあるので、その場合は太陽などの光に当てると分かりやすいとのこと! 白っぽくなっている方が塩入りで、クリアの方が塩無しと言った感じです。
背中側に入っているディッシュワームのリブは、従来の一般的なゲーリーワームに入っているリブとは異うんです!
これは河辺さんがデザインした魚のウロコ的な独特なリブ。これが半ソルのマテリアル効果と合わさって、光の当たる角度によって、艶かしくアピールしてくれるそうな!
テールは関節付きのピンテールが採用されていて、テール全体として適度に張りがあるので、動きすぎることなく、ちょうどイイ具合でナチュラルに動いてくれます!
超オススメリグはノーシンカー! ただしそれ以外でも、使える&よく釣れるリグはたくさんあるよ!
ジグヘッドもかなり使えます! で、ミドストさせたければタテ刺し!
下写真はケイテックのモノガードラウンドジグヘッドをセット。フックサイズは小さい♯4
そしてボトムを意識した魚の食わせには横刺しがオススメ。
もちろんアンダーショットも◎! その場合はフラット面を上にしてフックをセットするセッティングが、ヘコヘコシェイクやフラフラフォールさせやすくてオススメ。
スモラバのトレーラーとしてもアリ! そこそこ浮力があるので、ボトムでフワーと倒れこませたりできますよ!
あと、最近はホバストで使用する人も多いので、ぜひ試してみてほしいところ!
デッシュワームに関する動画も色々あるので、ぜひチェック!
出典:YouTubeチャンネル「GaryInternational」
カラーバリエーション
カラーは全8色展開!
出典:ゲーリーインターナショナル公式「3inchディッシュワーム」詳細ページ
「3inchディッシュワーム」を実際に使ってカラーローテさせる場合、まずメインに濃いカラーをセレクトしてあげることがオススメ。具体的なカラー名を挙げるとピンク(♯374/374N)白(♯036/000N)チャート(♯985)の3カラー。
出典:ゲーリーインターナショナル公式「3inchディッシュワーム」詳細ページ
これらのカラーを軸にしつつ、グリーンパンプキンやウォーターメロンといったナチュラルカラーをセレクトしていき、さらにプレッシャーが強い場合であればスモークといったカラーローテが効果的。
なぜ派手なモノから始めると良いのか? それは深いところにいるバスにも見つけてもらうため! もちろん近くにバスが居れば喰ってくるそうなんですが、視認性のイイ派手な色を使うことで、ディープに潜むバスからも見つけてもらいやすく、アングラーからもワームの位置を把握しやすいのでチェイスしてからのバイトもシッカリ捉えることができるといった感じです!
是非、タフになっているバスに「3inchディッシュワーム」のi字引き、さらには色んなリグでぜひ試してみてくださいね!