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沈む虫・エビ系ワーム「シュリンピード」のセッティング

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夏のバス釣り特集2020

ダイワ・佐々木勝也さんが愛用する沈む虫・エビ系ワームの「シュリンピード」

その特長を前回紹介しましたが、今回はセッティングなどもおさらいしていきたいと思います。

シュリンピード

全長:43mm
標準自重:3.3g
カラー:全10色
価格660円(5本入)

その特長をサクッと改めて見てみます。

全パーツが震える水平フォール

水平姿勢を保持したフォールでは、14本のパーツがすべてピリピリと動きます。

この数は、小さなボディの中で、パーツ1本1本がお互いに干渉しないで「すべて震える」絶妙なセッティング。

高速トゥイッチのパニックアクション

スキッピングからの高速トゥイッチで横アクション、これがシュリンピードのもう1つの武器。

カップが設けられたヘッド部分が水をつかみ、高速トゥイッチではエビが逃げるようなパニックアクション。

この「パニックアクション」ですが、キレイに左右に首を振りながらではないのですが、そのイレギュラーさこそがパニックアクションのリアリティを出しています。あえての不規則な左右の動きなのです。

デカバス、期待しちゃってください

バスルアー全体から見ると小さなワームであるシュリンピード。

しかし、若干硬めのマテリアルと前述したカップなど、「小さいけれど水押しが強い」ワームです。

小さいのに強い、この要素はデカバスとの出会いの確率を上げてくれるのだそうで、テストの時から「硬めのマテリアル」によるデカバスキャッチ率の高さを感じていたそうです。

経済的(笑)!

もうひとつ、上下左右が対象なので、例えば針穴が広がってしまった…なんて時は逆側に刺しても使える、経済的なワームであったりもします(何気にうれしい)。

PEタックルで飛距離はバツグン

小さいワームといっても、沈む虫ジャンルの中では大きさ・自重(3.3g)もしっかりあるため、PEタックルではかなり飛距離を得られます。

オカッパリでは特にとりあえず飛距離はほしいという場面が多いですよね。

佐々木さんのPEはUVFタトゥーラセンサー8ブレイド+Si2の0.6~0.8号がメイン。リーダーにスティーズフロロタイプフィネス7lbを組み合わせて使用。

フックセッティング

マス針系、オフセットフックどちらにも対応するシュリンピード。

佐々木さんのベースはスナッグレス性を重視したオフセットフック。8割ほどはオフセットフックを使うという。

ロケではスティーズワームフックSSのSOS#1を使用。SSとは驚異の貫通力を誇る「サクサス」を意味し、SOSとはスリムオフセットを意味します。

 

スティーズワームフックSOSは元々ストレートワームを想定したオフセットフック。

やや内側に向くフックですが、シュリンピードのボディに沿う程度に、ペンチで若干開いて使用。

軸が細く強度が高いSOSフックの貫通力がお気に入りで、少し調整して使っているのだそうです。

ちなみにマス針系ならチョン掛けで使え、分かりやすく頭部に突起があるのでそこに刺すだけでOK。

スティーズワームフックSSのFFN(ファインフィネス)#3か#4がマッチ。

佐々木 勝也(katsuya Sasaki) プロフィール

岩手県出身で 2018年4月よりの東北・仙台から霞ヶ浦に移住。 霞ヶ浦、霞ヶ浦水系を中心に日本全国の様々なフィールドを激チェック中! オカッパリスタイルでのバス釣り三昧の日々を送っている。
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